■『24時間テレビ』地方局ジャニーズ起用が完全に裏目! 主要大都市圏の「ワースト3」

 日本テレビの夏恒例の『24時間テレビ』も危うい。

「1978年からスタートした同番組は当初、総合司会の他は“チャリティーパーソナリティー”がいるだけでした。それが、97年に初めて“メインパーソナリティー”なるポジションが登場し、KinKi Kidsと加藤紀子(50)が起用されました。

 98年、99年はメインパーソナリティーの座は不在。00年に再登場すると、TOKIOが担当。01年、02年も不在でしたが、03年以降は今年のなにわ男子まで21年連続でジャニーズタレントが起用されている。“メインパーソナリティー”自体、ジャニーズタレントのために設置したポジションであることは明らかです。

 日テレの石澤顕社長は9月25日の定例社長会見で、来年以降の起用について”現時点では未定”と答えるに留めていますが、さすがに変更待ったなしという見方が有力です」(前出のキー局スタッフ)

 在京キー局における見直しは、地方局へも飛び火しそうだ。

「『24時間テレビ』キー局の日テレが来年、ジャニーズ外しをするとなると、その影響は23年の放送で自局のメインパーソナリティーにジャニーズJr.美 少年を据えた中京テレビ、ytvスペシャルサポーターに4年間、関西ジャニーズJr.のAぇ!groupを起用してきた読売テレビにも及ぶでしょう。今後は地方局でも”ジャニーズ排除”が起きるのは必至です。

 また、今年の『24時間テレビ』の平均世帯視聴率は関東地区が11.3%(ビデオリサーチ調べ)だった。この数字はジャニーズのメインパーソナリティー担当史上ワーストです。

 それだけではありません。視聴率を集計した11地区のうち名古屋地区が10.5%と最下位。次が関西地区の11.0%、で関東地区と続く。名古屋・関西・関東がワースト3という始末で、加害問題を抜きにしても、ジャニーズタレントの“起用効果”については、関係者の間でも疑問の声が上がり始めています」(前同)

※画像はジャニーズJr.の公式X(ツイッター)『@Johnnys_Jr_info』より