■『エル・ジャポン』で語った音楽活動の目標
インスタでは“神ダンス”を披露し――再デビューへの注目がますます高まっている平野は、『エル・ジャポン』のインタビューで、
《活動を続けているとイメージが固まってしまう面はあると思うのですが、音楽ではいい意味でそれを覆したいと思っています》
と、コメントを寄せている。
「平野さんは、ディテールにこだわりたいとも語っており、音楽にかける、彼の強い情熱と探求心を感じます。
一方で、“活動を続けているとイメージが固まってしまう”という一言からは、やはりキンプリの“路線”を完全に卒業するんだな、ということを再認識させられると同時に、キンプリでは限界だったのかな、とも思えてきますよね……」(前出のワイドショー関係者)
平野が所属していたキンプリは、名前に違わずキラキラした、王道のアイドルグループとしてスタートした。デビュー曲『シンデレラガール』で着ていた王子様の衣装と曲調が、最たる例だろう。
しかし、2021年5月にそのイメージを変えるダンスナンバー『Magic Touch』をリリースした際、「今まで結構、“王子様”って言ってくださってる方々が多くて、“それをいい意味で払拭したいね”っていうことが話し合いで出て」と当時、情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)で発言しただけで、《王子様イメージが嫌だというふうに聞こえて悲しい》などの論調でSNSがプチ炎上してしまったこともあった。
「その後の楽曲『ichiban』や『ツキヨミ』でもハイレベルなパフォーマンスを見せたことで沈静化したものの……平野さんは“王子様系”を脱却しようとしただけで荒れてしまったわけです。やはり、HIPHOPなどを志向する平野さんには、ジャニーズ事務所が押すキンプリの“ど真ん中アイドル路線”は合わなかったのではないかと……。
また、平野さんといえば2018年放送の『花のち晴れ』(TBS系)や2022年放送の『クロサギ』(前同)など役者のイメージも強いですが、平野さんは役者業にはかなり消極的だったといいますね」(前同)