■ジュリー氏が率いるジャニーズ事務所が目指す方向とは合わなかった
当時ジャニーズ事務所の社長だった藤島ジュリー景子氏は国内のドラマや映画など、タレントの映像路線を推し進めていた。
「キンプリに嵐のような国民的グループになって欲しい、というジュリー氏、事務所サイドの意向もあったのでしょうが、歌やダンスパフォーマンスでグループの海外進出を目指す平野さんとは方向性が違っていたのでしょう。
それがキンプリの脱退発表時の“海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきている”という、連名コメントへとつながったのかと」(前出のワイドショー関係者)
方向性の違いを感じさせる脱退コメントに一部では不仲説も出たが、残留した永瀬廉(24)と高橋海人(24)は現在も5人のグループLINEがそのまま残っていることを明かしたり、脱退後も永瀬のラジオに岸が出演し、平野らの話をしたりと、メンバーの関係性は明らかに良好だ。
「それだけに“辞める必要はなかったんじゃないか”“ジャニーズでも海外を目指せたんじゃないか”といった声もありましたが、やはり、ジュリー社長が率いる“ジャニーズのキンプリ”では、限界があったのでしょう。
平野さんは、BTSのような歌やダンスパフォーマンスで世界に出て行ける存在になっていきたい思いが強いと聞こえてきています。ダンスや曲もそうですが、ハイブランドとのコラボを強調していることからも、強い世界進出への意欲を感じさせますよね」(前同)
平野は9月18日にルイ・ヴィトンの写真をインスタグラムに投稿したのを皮切りに、エルメス、ジバンシィ、ヴァレンティノといったハイブランドコーデの写真を22日まで投稿し続けていた。
「現時点で解禁されているのは『エル・ジャポン』とヴィトンだけですが、残るハイブランドの写真も、何かの仕事だと考えるファンが非常に多い。これからも、歌やダンスを中心にしつつ、ハイブランドとのコラボでも海外進出も意識し、あらためて“脱キンプリ”のリスタートを切るのではないでしょうか」(同)
平野紫耀の“第2章”はまもなく始まるのだろう――。