■名前のみ登場した“中国人の相棒”が登場するスピンオフ
野崎は中国で仕事をしていた時期があった。
“リュウ・ミンシュエン”なる「北京大使館にリエゾン(※他部署や外部機関との調整を行なう従業員)として働いていた時からの後輩」がいたが、彼は「度を超えた調査」をしたせいで死亡した――という過去が本編で明かされている。そして、現在の頼れる相棒・ドラム(富栄ドラム/31)との出会いのきっかけも描かれていないことから、
《野崎さんと後輩リュウのスピンオフもよろしくお願いしますね!もちろん後輩を演じるのは(※乃木とリュウの雰囲気が似てる、という設定だから)堺雅人だよ!》《野崎の過去編は是非ともやって欲しい!リュウミンシュエン編とドラム編。出会い、絆の育み方、リュウやドラム自身の生い立ち…これで映画1本か連ドラ1クールできるのでは?》
といった声が、多く寄せられているのだ。
おふざけ的なものでは、乃木と同じ別班の一員・和田貢を演じた平山祐介(52)が夏のプールで楽しんでいる写真を“別班の夏休み”と題してインスタグラムに投稿しているほか、
《スピンオフで(バルカ警察の)チンギスの過去編と日常編をモンゴルで連ドラ化して日本に逆輸入してくれ!!》
《スピンオフで「ノコル、日本へ行く」「ノコル様の優雅な日本旅」「歓迎ノコル様御一行」など、どうでしょう?一話5分位、深夜で。》
《黒須ノコルはもちろん「公安・野崎の休日」とか「ゆっくり実況大田ちゃん」とか「東条ともんじゃ」(毎週濱田岳がゲストを迎えてもんじゃを食べる。第1回ゲストは小日向文世さんです)「チンギス、はじめてのにっぽん」とか見たい》
といった大喜利投稿は、挙げるとキリがない。
「本編最終回で、ようやく乃木と結ばれた感じの医師の柚木薫(二階堂ふみ/28)も、ハッピーエンドな本編からの“ほのぼの後日談”や、逆に本編で不透明な部分が多かったため“バルカで過ごした3年間”などの掘り下げスピンオフを願う声も多い。
1つだけ言えるのは、『VIVANT』は誰が主人公のスピンオフでもかなりの需要があるくらい、全員のキャラがしっかり立っていたということですね」
噂される2025年7月の続編までに、何かスピンオフがあれば盛り上がるだろうが、果たして――。