9月29日に神木隆之介(30)主演のNHK連続テレビ小説らんまん』が、最終回を迎えた。『らんまん』は、実在の植物学者・牧野富太郎をモチーフにした槙野万太郎が主人公の物語。中盤からは万太郎と妻・寿恵子(浜辺美波/22)が二人三脚で歩む物語となり、最終回もこの2人で締めくくられた。

 具体的な内容は後述するが、本作の最終回はそのクオリティから《朝からぐっしょぐしょに泣いた》《最終回らんまん最後まで愛に満ちあふれた夫婦の姿にオンオン泣いた》などの声が多く、主題歌『愛の花』を歌うあいみょん(28)は本作をリアルタイムで視聴していて、放送終了と同じ8時15分に、

《あかん、昼から取材あるのに泣きすぎて顔つぶれる》

 と、X(ツイッター)に投稿。これにも大きな反響があった。

※あいみょんの公式X(ツイッター)『@aimyonGtter』より

 また、“朝ドラ受け”でおなじみの『あさイチ』では鈴木奈穂子アナウンサー(41)が涙目になり、博多華丸・大吉博多華丸(53)は「別に優劣をつけるわけじゃないけど、『あさイチ』を担当して12作目。いい最終回でしたね」、博多大吉(52)は、「王道の朝ドラを見せてもらいました」と、それぞれ絶賛していた。

「本当に素晴らしい最終回だっただけに、あいみょんさんや『あさイチ』トリオが涙したのも無理はありません。

 しかし、華丸さんの“別に優劣をつけるわけじゃないけど”という一言と、最終回のクオリティの差から、どうしても“あの作品”の最終回が脳裏に浮かんだのでは、と思ってしまいますよね……」(テレビ誌編集者=以下同)

“あの作品”とは、2022年度前期――『らんまん』の2作前に放送されていた、黒島結菜(26)主演の『ちむどんどん』のこと。同作は脚本や演出があまりにもいい加減だったことから《#ちむどんどん反省会》というワードが連日ツイッタートレンド入りを果たしたり、『あさイチ』の“朝ドラ受け”も、不自然に何度もスキップされ、行なわれても何とも微妙な空気が流れていたことで知られている。

 最終回にいたっては、主人公が働いていたレストランのオーナー・大城房子役の原田美枝子(64)が最終回当日に『あさイチ』に出演したものの、感想を求められて「え……? なんかあの、そうねぇ……なんて言えば」と、苦笑してしまう始末だった。