ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受け、所属タレントとの広告契約を見直す企業が続出。テレビ各局もタレントの起用に慎重な姿勢を示しつつある。
同社は10月2日に2度目の会見を都内で14時より実施。前社長の藤島ジュリー景子氏(57)、新社長に就任した東山紀之(57)、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦(47)が出席予定で、新会社設立、社名変更を含めた新体制、ジュリー氏が100%保有する株式の扱いについてあらためて説明する見込みだ。
こういった状況を受け、タレントの退所が相次ぐとみられる中、元V6の岡田准一(42)がジャニーズ事務所を退所する予定だと10月1日に複数のメディアが報じた。10月2日付の日刊スポーツによると、岡田は11月で退所する意向を周囲に伝えているという。
嵐の松本潤(40)主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』に織田信長役で出演するほか、5月19日公開の映画『最後まで行く』でも主演を務めるなど、岡田は俳優として第一線で活躍中。
1995年にV6のメンバーとしてCDデビューし、三宅健(44)、森田剛(44)とともにComing Century(カミセン)の一員としても活動。2021年11月にV6が解散するとともに森田はジャニーズ事務所を退所。三宅も今年5月に退所し、滝沢秀明氏(41)が設立した「株式会社TOBE」に合流したが、岡田もジャニーズを退所して新たな道を歩むことになりそうだ。
「岡田さんは2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』で主演を務めたほか、人気ドラマシリーズ『SP』(フジテレビ系)やスペシャルドラマ『白い巨塔』(テレビ朝日系)で主演を務めるなど、かねてより俳優として大活躍。
ジークンドーやブラジリアン柔術のほか、フィリピンの武術『カリ(エスクリマ)』やUSA修斗のインストラクター資格を持ち、主演映画『燃えよ剣』では殺陣の指導・構築も担当するなど、ジャニーズきっての肉体派、と言うよりも日本を代表するアクション俳優として知られる存在ですからね。
V6も解散し、今のジャニーズ事務所に残るメリットはゼロと言ってもいいぐらいですから、退所の道を選ぶのも自然な流れだと言えるでしょうね」(ワイドショー関係者)