■9月の会見の反省を活かして“対策”が講じられた

 9月7日の会見では、挙手をして司会者から指名された記者に対し、「1人1問」という制約がある中、望月記者は10分以上にわたって自身の考えを話したり、当てられていないにもかかわらず、質問をし続けていた。

「今日の会見でも、望月記者は白いニットにパンツスタイルで相変わらず“できる記者感”を放っていました。ちなみに前回は会見が始まる前に記者席の後方のカメラマン席、特にスチールカメラマンから怒りの声が上がったんです。それは望月記者たちがYouTubeの生配信をするため、記者席からカメラで撮影していたから。

 これは運営側から“記者席からの撮影もOK”と許諾が出ていたからでもあるんですが、記者席でスマホを含めたカメラを構えられ、後方のスチールカメラマンからは、壇上が撮影しにくいという声が上がったんです。会見開始前に“聞いてないぞ! なんで記者席でカメラ構えてんだよ!?”といった怒りの声が望月氏たちに上がってしまっていました」(前出の夕刊紙記者)

 前回の会見では、ジャニーズ事務所関係者が着席した壇上、記者席、スチールカメラマン、テレビなどのムービーのカメラマンという席順だった。

「前回の反省もあったのでしょう。今回はステージ、スチールカメラマン、記者席、ムービーカメラマンという席順に変わり、スチールカメラマンから文句が出ることはありませんでした。

 加えて、司会者も前回の若い女性から、ベテランの男性に代わっていました。今回のこの司会は元NHKアナの松本和也さん(56)。今回は、前回以上に1問1答が徹底され、複数の質問をしようとした記者が司会者から制される場面もありました。前回は制限時間を設けない会見だったのでしょうが、今回は2時間ということもあり、できるだけ多くのメディアに質問してもらえるように、と厳しくなっていましたね」(前同)

■暴走記者に他メディアからも「うるせー!!」と野次

 1問1答という制限が設けられたものの、指名されていない記者がマイクなしで大声で質問をぶつける場面もあった。

「それは、望月記者とArc Timesを一緒にやっている元全国紙記者の男性。視聴者には聞こえなかったかもしれませんが、途中で望月記者とその記者が騒ぎ出したんです。

 しかも、その記者は“僕はオバマの会見や首相会見にも出てきたけど、関連質問が許されないことはかった!”“ジャニーズに批判的じゃないメディアばっかり当てやがって。全然当たんねえじゃねーか!”と大声で吠えまくる始末。これに後方の記者からは“順番、順番!””司会者は回せよ!”や“うるせー!!”という怒号も飛んでしまいましたね」(同)