KinKi Kids堂本光一(44)が10月4日発売の『日経エンタテインメント!』(日経BP)11月号に登場する。

 連載コラム『エンタテイナーの条件』内では、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を巡るジャニーズ事務所、そしてそのような状況の中で初日を迎えた舞台『DREAM BOYS』について語っているという。

 取材は9月中旬に行なわれたという。光一は、前社長の藤島ジュリー景子氏(57)、東山紀之(57)、井ノ原快彦(47)が登壇した9月7日の会見翌日に会員制の『Johnny‘s web』内のブログを更新し、次のように自身の思いを綴っていた。

《被害に遭われた方の事を考えると その方達の人生やこれまで感じてきた恐怖 それは想像を絶するもの 自分には計り知れないものだと思います 恩師だった彼への自分の思いも改めなければなりません 自分の知る後輩にも被害を受けた子がいたのならば噂と思い何も行動しなかった事 重く受け止めなければいけません》

《矢面に立って下さった東山さんイノッチの覚悟 それを守りたい守らなければなりません》

※画像は堂本光一の公式インスタグラム『@koichi.domoto_kd_j』より

■「すべての活動から身を引く」芸能界引退を示唆

『日経エンタテインメント!』ではブログ以上に踏み込んだ思いを吐露しているといい、「ジャニー喜多川氏の裏の顔は、絶対許されるものではない」と断罪する一方、「被害者の方から見えるものと、僕から見えるものとの間に大きな違いがあるなかで“一体何が正しいのか?”と自問する日々が続いている」と複雑な胸中も明かしている。

 光一は「今の事務所の動きに対して、自分はすべてに肯定的ではありません。“それは違うんじゃない?”と思うこともある。だけど、自分たちの知らないところで多くの物事がどんどん動いていき、複雑化している印象で……」とも語っている。

 さらに、今後の事務所の進む方向によっては、自身の進路転換をも考えているようで、その選択肢の1つとして「すべての活動から身を引く」という覚悟があるとも告白。そして、そのように考えるように至った背景についても述べているという。

「“すべての活動から身を引く”という芸能界引退を示唆するような爆弾級の発言に、多くのファンが動揺しています。熱烈なキンキファンにその思いを聞くと、やはり引退は絶対にしてほしくないと言いますし、“一生、キンキのコンサートを見続けたい”という声が上がりますね」(ワイドショー関係者)