■キンキは“Jr.人気”に頼らずにドームを埋められる圧倒的存在

 キンキには昔からの根強いファンが多く、CDデビュー25周年を経てからもドーム公演を埋められる稀有な存在だ。

「ジャニーズJr.なしでドームを埋められるデビュー組はキンキぐらい、とまで言われるほどですからね。美 少年HiHi Jetsなど、実はバックダンサーのJr.人気に支えられているデビュー組は少なくないんです。それほど、キンキは圧倒的で特別な存在だということですよね。

 ファンの多くが、キンキがジャニーズ事務所から独立しても、解散して光一さんと堂本剛さん(44)がそれぞれソロになっても“応援し続ける”という強い思いと愛を持っていますし、一生応援する覚悟だといいます。

 つまり、キンキは独立しても変わらず活躍し続けることができるんです。芸能界引退とまでいかなくとも、2人が退所して再スタートを切る可能性は十分に考えられます」(前出のワイドショー関係者)

■生前のメリー喜多川氏も「キンキも来年終わる」と漏らし……

 そんなキンキには、長らく不仲説が取り沙汰されてきた。

 2021年2月の東京スポーツでは一面を割いて、剛とジャニーズ事務所の契約更新月が6月で、新たに契約を結ぶことなく円満退所するのではないかと報道。同年5月にも同紙は剛の退所が近いのではないかと報じていた。

 そして光一も剛も、2022年3月の「キリン一番搾り生ビール」の新CMの撮影時に「お互いの連絡先を知らない」と明かすなど、以前から“ビジネスパートナー”だということは隠していない。

「生前のメリー喜多川氏(享年93)も、存命時の2020年に“キンキも来年終わる”とごく近い関係者に語っていたという話もありましたからね。ただ、CDデビュー25周年を経て、不仲な時期も乗り越えたと言われています。

 そんな中、ジャニーズ事務所が『SMILE-UP.』に社名を変更し、被害者への補償だけを行なう会社になり、補償終了後には廃業します。所属タレントは新会社とエージェント契約を結ぶという形になるこのタイミングで光一さん、そして剛さんも、大きな決断をすることになるのかもしれませんよね……」(前同)

 3日、光一は会員制ブログに《これから新たな素晴らしい景色を皆さんと共に見られるよう 我々なりに答えを見つけたいと思っております》と綴った。

 ジャニーズ事務所の消滅で、光一、そしてキンキの今後に大きな変化が起こるのは間違いないようだ――。