■事務所の後ろ盾がなくなりスキャンダル増加の危機
さらに、エージェント契約に切り替わることで想定されるのが、タレントのスキャンダル増加だ。
「芸能事務所の重要な仕事にマスコミ対応があります。スキャンダルが報じられそうになった際、その内容についてメディアと交渉したり、ワイドショーでの扱いを小さくしてもらったり、という仕事ですね。
ジャニーズ事務所はこれまで大手メディアと蜜月関係を構築し、たくさんの“忖度”を受けてきた。ジャニーズタレントが表紙を飾る機会も多い女性誌では、彼らのスキャンダルはほとんど報じられません。しかしエージェント契約では、事務所がタレントを守れなくなります。
またスキャンダルが報じられた際にコメントを出したり、謝罪会見を開いたりなどといったことも、事務所が担当していたわけです。エージェント契約になると、それもタレント自身がやらなくてはならなくなる。
いずれにせよ、エージェント契約ではジャニーズタレントのスキャンダルが頻発する恐れがあります。事後の対応が後手後手に回り、炎上待ったなし、なんてことも起こるでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)
最近は、若手人気グループメンバーにスキャンダルが相次いでいる。8月にはなにわ男子・西畑大吾(26)と読売テレビの足立夏保アナ(24)の熱愛を『週刊文春』8月10日発売号がスクープ。同グループでは、9月に長尾謙杜(21)の元有名セクシー女優宅への通い愛も報じられた。
さらに、ジャニーズJr.である美 少年の金指一世(19)も8月、一般女性とのベッド写真や音声がネット上に流出。同じく美 少年の那須雄登(21)と佐藤龍我(20)については、佐藤が撮影したという、那須がシュークリームを帝国劇場内にある控室の壁へと投げつける非常識動画が流出した。