都内で10月2日に開かれたジャニーズ事務所の記者会見に集まった、300名以上の報道陣。東山紀之(57)と井ノ原快彦(47)が壇上へと姿を現すや、2人は無数のフラッシュライトにさらされた。
そんな日本中が注目した記者会見の場で起きた不祥事をNHKが報じたのは、10月4日のことである。
「ジャニーズ事務所に会見の運営を任されていたコンサルティング会社が、会見で特定の記者を指名しないようにする“NGリスト”を会場へと持ち込んでいたことが明らかに。6人の記者やジャーナリストの名前が顔写真入りで“NGリスト”に記載されていたのですが、そこには、統一教会問題で名を上げた鈴木エイト氏のほか、東京新聞の望月衣塑子記者の名前と顔写真などが掲載されていたのです」(スポーツ紙記者)
ジャニーズ側はリストの作成への関与を否定。運営を委託されたコンサルティング会社は「円滑な運営準備のために作成した」とNGリストの存在を認め、謝罪した。
「望月さんは、この事態に当然怒り、憤りを露わにしています。10月5日、X(ツイッター)に《どんなに取り繕ったところで、事務所の苦しい「言い訳」にみえます。それは、コンサル会社が提示した通りに会見が行われ、その場にいた井ノ原氏も東山氏も異論をはさむことなく、容認していたからです。「あのとき反対した」など、後からいくらでも取り繕えます》と切り出し、多くの問題点を指摘したうえで、藤島ジュリー景子前社長と白波瀬傑前副社長を出席させて記者会見のやり直しを求める旨をつづりました。
望月さんのこの意見は最もですが……一方で、会見での振る舞いなどには多くの批判の声が上がりましたよね」(前同)
1998年に中日新聞に入社して以来、社会部畑を中心に歩み続けてきた望月氏。社会部記者としては花形ともいえる、東京地検特捜部の取材も担当するなど、敏腕記者として名を馳せてきた。しかし今回のジャニーズ事務所の会見では、ルールを無視して騒いでいるようにも映ってしまい、一部の視聴者からは大きな反感を買うことに。
そして、そんな彼女の行動で、“立場が危うくなっている”というのが米倉涼子(48)だという。
「長年所属していたオスカープロモーションから2020年3月に独立。その年の10月に独立後初となる撮影現場として選んだ仕事が、22年1月よりNetflixで配信されたドラマ『新聞記者』でした。
この作品は望月氏による同名の著書が原作で、主人公も望月氏がモデルになっています。19年6月に映画化された際は“政治色が付きすぎる”と日本人俳優が続々オファーを断り、韓国出身のシム・ウンギョン(29)が演じることになりました」(前同)