■もっと過激な名前をジャニー氏は譲らなかった

 美 少年は、2016年に「自分から美少年と言うのはおこがましいから」(ジャニー氏)という理由で「東京B少年」と命名し、結成されたが、2018年に「ユーたちはもう美少年だから」(ジャニー氏)と、「Sexy美少年」へ改名。そして、2019年に現在のグループ名に落ち着いたが、このネーミングの裏側にはこんな話が――。

「当初、“Sexy美少年”へ改名する際にジャニー氏はもっと過激な名前をつける予定で、周囲が必死に説得したといいます。ジャニー氏は最後まで譲らなかったため、氏にバレないように、こっそり関係者が“y”の字を付け加えたとか。

 最終的には、そもそも“Sexy”がセクゾと被っているから外れたといいますが、このエピソードからも、ジャニー氏の異常な執着心が察せられます」(前出のワイドショー関係者)

 ジャニー氏の病的なまでの加害行為に8月30日付の『東洋経済オンライン』では筑波大学の原田隆之教授は、指摘されているジャニー氏の「性嗜好異常」に関して、現在の医学用語では「パラフィリア症」と呼ばれる疾患であることを解説。一連の事件の原因はそれだけではないと補足しつつも、

《ジャニーズ事務所や社会の無関心、放置の責任はきわめて大きいと言わざるをえない》

 と、断じている。

「ジャニーズの代表番組である『♯裸の少年』(テレビ朝日系)や『ザ少年倶楽部』(NHK)の名称も“今にして思えば……”と、問題視されています。

 今後も、“ジャニー”の名前を冠していなくても、そういったものを連想させる名称は、どんどん変更されていくのではないでしょうか……」(前同)

 ジャニー氏が「マイケル・ジャクソンのようなセクシーさ」をイメージして命名したと言われているSexyZone。中島は《おれがセクシーなのも変わらない。笑人としてね。笑》とインスタグラムでコメントしているが、どのようなグループ名に変わるのか――。