■元テレ朝アナに“異業種転職”が多いワケ
元日本テレビアナウンサーの羽鳥慎一(52)はフリー転身後も『ぐるぐるナインティナイン』や『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)に、元フジテレビアナウンサーの加藤綾子(38)も降板してしまったものの、退社後に『Live News イット!』(フジテレビ系)のメインキャスターに就任するなど、古巣の番組に出演する例は少なくない。
「というよりもテレ朝以外の局だとそれが普通なんです。ところがテレ朝の場合、フリーになると古巣の仕事が“NG”になるという不文律があるんです。
局アナ時代によっぽど人気があった人なら別ですが、フリーになっていきなり他局の番組にお呼びがかかることはなかなかありません。そういった事情もあり、テレ朝の元アナウンサーの中にはフリーアナウンサーに転身する人よりも、異業種に転職する人が多いんです」(前出の制作会社関係者)
『スーパーJチャンネル』でメインキャスターを担当した大木優紀元アナ(42)は、2021年12月にテレビ朝日を退社。2022年1月にベンチャー企業の令和トラベルに入社している。
制服を着て…🤣💦新R25 @shin_R25に出演させて頂きました❤️
— 大木優紀 / 令和トラベル (@Yuuki_Ohki) August 2, 2023
若新さん、サノさんとの再会でテンション上がって、リアル人生相談しちゃいました🫣
正直、40越えて転職して…色々、悩んでいます🥲(めちゃ笑ってるけどw) pic.twitter.com/3BFgzRUAsf
『報道ステーション』のメインキャスターも務めた富川悠太元アナ(47)は、2022年3月にテレビ朝日を退社。同年4月にはトヨタ自動車に入社し、同12月からはトヨタの広報動画『トヨタイムズニュース』のキャスターを務めている。
「富川元アナはアナウンサーのキャリアを活かせる仕事を続けていますが、テレビ局から自動車会社へと大きな転身を遂げましたよね」(前同)
■国連職員&生花店を営む元アナウンサーも
さらに『マツコ&有吉の怒り新党』などで人気を博した青山愛元アナ(34)は、2017年6月にテレ朝を退社。2020年2月からは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の渉外担当官を務めている。
2003年から2013年まで10年にわたって『やべっちFC』のアシスタントを務めた前田有紀元アナ(42)は2013年3月にテレビ朝日を退社。ロンドン留学を経て、帰国後は生花店に2年半勤務。現在はフラワーアーティストとして独立し、2021年に東京神宮前に生花店をオープンさせている。
「青山元アナや前田元アナの場合は自分のやりたいことを追求したのでしょうが、芸能界に残ることなく、大きな転身をする人が他局よりも多いんです。早河会長が“辞めたアナウンサーを絶対に使うな”と明確に言うことはないでしょうが、局内にはそういった不文律があるということですよね。
ただ、例外もあるんです。それが宇賀なつみさん(37)なんです」(同)