■退社直後に冠番組『川柳居酒屋なつみ』がスタート

 宇賀は立教大学卒業後の2009年にテレビ朝日に入社し、2019年からフリーアナウンサーに転身。2017年5月に立大時代の同級生の男性と結婚していたが、10月1日には離婚したことを自身のインスタグラムで発表した。

※画像は宇賀なつみの公式インスタグラム『@natsumi_uga』より

 宇賀はテレビ朝日在籍時に『報道ステーション』、『グッド!モーニング』、『羽鳥慎一モーニングショー』などに出演。フリー転身後は大手芸能事務所に所属することなく個人事務所で活動。現在も局アナ時代から出演していたテレビ朝日の『池上彰のニュースそうだったのか!!』に出演している。

「退社直後の2019年4月には冠番組『川柳居酒屋なつみ』がテレ朝でスタートしましたが、これも異例中の異例のことでした。それほど宇賀さんが早河会長の寵愛を受けていた証左ではないかと言われました」(前出の制作会社関係者)

 その『川柳居酒屋なつみ』だが、2020年10月の改編で地上波では毎月第4土曜(金曜深夜)の0時50分からの放送となり、毎月第1~3週はABEMAでの配信となり、2021年9月に終了している。

「本来は2020年10月の段階で終了するはずだったといいます。しかし、延命に至ったのはやはり早河会長との蜜月関係があったからだとささやかれています。そして宇賀さんの他にも“例外”がいるんです。それが徳永有美さん(48)です」(前同)

■“略奪愛退社”でも『報ステ』メインキャスターに抜擢

 徳永は2003年に内村光良(59)との不倫が発覚し、同年9月に最初の夫と離婚。2005年4月にテレビ朝日を退社して内村と入籍している。

「徳永さんと内村さんの熱愛は“略奪愛”だと当時、話題になりましたよね。大きなスキャンダルがあったにもかかわらず、2018年にはテレ朝の看板報道番組である『報ステ』にメインキャスターとして復帰し、現在も金曜メインキャスターを担当しているんです。こんなこと通常ではありえませんし、やはり早河会長の威光があったのではないかと。

 ちなみに早河会長は徳永さんが退社する際、“芸能プロダクションには入らないほうがいい”と伝えたと言われています。芸能プロに入るとギャラ交渉が面倒になる、高額になる一方、個人だと話が早いし、金額が抑えられると。早河会長は復帰を見据えて、このようなアドバイスをしたとささやかれています」(同)

 宇賀が同じく芸能プロダクションに入らなかったのも、早河会長のアドバイスがあったからなのかもしれない。

「宇賀さん、徳永さんとともに早河会長に覚えがめでたいのが、2020年6月に役員待遇に昇進した大下容子アナ(53)。3人はそれぞれ会長室にたった1人で入っていける存在です。仮に大下アナが退社したとしても、宇賀さん、徳永さんのようにテレ朝の番組に出演し続けることができるのではないでしょうか」(同)

 ジャニーズ事務所との蜜月関係が話題のテレビ朝日だが、それ以外にも、他局にはない独特の“掟”があるようだ――。