ジャニー喜多川氏(享年87)の騒動で存亡の危機を迎えているジャニーズ事務所。
10月2日に都内で開かれた記者会見では東山紀之新社長(57)と井ノ原快彦(47)らが登壇し、社名を「SMILE-UP.」に変更し補償会社としての役割を終えた後に廃業すること、タレントとエージェント契約を結ぶ新会社設立(名前は公募予定)の方針などについて説明した。
しかし、10月4日に会見で一部記者に質問させないための「指名NG記者リスト」の存在が発覚。事態は好転どころがより悪化し、世間からは変わらず厳しい目を向けられ続けている。
「ジャニーズ事務所はNGリスト作成への関与は否定しましたが、会見の2日前に存在を知っていたことは認めています。これにも所属タレントからも驚きと批判の声が噴出。TOKIOの城島茂さん(52)も10月7日の『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)で、NGリストについて“耳を疑った”“透明化が問われる中でこういったことは絶対にあっちゃいけないこと“と断じました。
もはや信頼は地に落ちてしまった。ジャニーズ内でも“すぐに3回目の会見を開かないことにはどうにもならない”となっているといいますし、“スポンサー離れ”はより進むのではないでしょうか。CMの消滅と同時に深刻な事態として、ジャニーズが出演している番組から手を引くスポンサーも出始めている状況です。
そして、ジャニーズの番組で特に心配されているのが、TOKIOの人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)だといいますね」(ワイドショー関係者)
『DASH』は震災復興や農業促進、東京湾の水質改善などなど、いまやテレビの枠を超えて行政にも大きな影響を与えている、日テレどころかテレビ界屈指の優良コンテンツ。
しかし、TOKIO以外にもSixTONESの森本慎太郎(26)、元King&Princeの岸優太(27)、Jr.内ユニット・Aぇ!groupの草間リチャード敬太(27)など若手ジャニーズが多数出演している“ジャニーズ番組”であるため、やはりスポンサー危機の状態にある。