■『DASH』は間一髪危機を脱したか
「9月末でジャニーズ事務所を退所した岸さんが10月15日放送回で活躍する姿を告知しているのも、“ジャニーズだけの番組ではないですよ”とアピールする目的があるのでは、とも言われてしまっていますよね。
彼以外の出演者は現役の若手ジャニーズばかりなので楽観視はできませんが、番組の顔であるTOKIOについては、本当に1つだけ不幸中の幸いだったことがあります」
そう話すのは、日テレと関係の深い制作会社の関係者だ。
「TOKIOは、ジャニーズ事務所ではなく、関連会社である『株式会社TOKIO』に所属しているタレントです。ジャニーズ事務所に近いことは変わりないですが、それでも一応の線引きができている。
また、騒動を経てジャニーズ事務所の前社長でTOKIOの面倒を見てきた藤島ジュリー景子氏とも、書類上の関係が解消されましたからね。より“ジャニーズとは別会社”というのがハッキリした形になりました」(前同)
設立当時の株式会社TOKIOの代表取締役社長はジュリー氏で、TOKIOのリーダーでもある城島は代表権のない取締役社長だった。
しかし、ジュリー氏がジャニーズの関連会社からも代表取締役を退任することが10月2日に発表。株式会社TOKIOは、9月30日付で城島が代表取締役社長に就任し、
《リーダーと呼ばれタレントとしてグループを牽引する立場と代表取締役社長となり企業として会社の『全権』を担う立場》
になったと、同社の公式サイトおよび公式X(ツイッター)で報告している。
株式会社TOKIOからのお知らせ
— 株式会社TOKIO (@tokioinc_2021) October 2, 2023
「リーダー 及び 社長 から 全ての代表へ」 pic.twitter.com/uHtX4qX9KQ
そのため、制作関係者の間では「独立してくれていて良かった……」と、紙一重で最悪の事態を回避できたことに胸を撫で下ろす声もあるという。