■「俺に、取材しろよな。俺は、何も聞かれてないぞ」Xで自社批判連発
そのU氏は『報道特集』が放送されるとXで、
《俺に、取材しろよな。俺は、何も聞かれてないぞ》
《ものを作るときに、事務所とメディアは、常に共同作業と、それぞれの「利益」「強味」をもって接するわけで その折衝の中で「だったらご一緒できませんね」のカードをお互い持っている。それをメディア側が一方的に被害者面するのは変だよ。むしろ腰砕けの恥を晒したことになる》
《そして、少なくとも新体制において「だったら降ろします」と言ったマネージャーはゼロだ。「それ面白いけど社内確認します」はあったけど、全員真摯で一緒に作っている「大事な仲間」だった。僕は大事な仲間が、今、報道によって、掌返し、口を拭って叩かれていることが許せない》
などの自社批判とも受け取れるようなポストを立て続けに行なったのだ。
「U氏自身も《まあ、こういう発言の一つ一つが、社内で問題視されているわけだが》とポストしていますが、TBS内部ではやはり、彼の言動が物議を呼んでいるいるといいます。大ヒットドラマを担当してきた人ですから影響力も大きいですよね。
さらに、TBSにはもう1つの火種というか衝突があるんです。それは『世界ふしぎ発見!』を巡ってのものですね」(前出の制作会社関係者)
■『世界ふしぎ発見!』の終了に関係者も困惑
TBSは10月6日、1986年4月から放送されてきた長寿番組『世界ふしぎ発見!』のレギュラー放送を2024年3月をもって終了すると発表した。以降は特番として放送される。
スタート時から草野仁(79)がMCを務め、解答者の黒柳徹子(90)や野々村真(59)らが世界のミステリーをクイズ形式で追ってきた『ふしぎ発見』。今年4月にはフリーアナウンサーの石井亮次アナウンサー(46)が2代目MCに、草野がヒントを出す「クイズマスター」に就任するなど大幅リニューアルを敢行した。
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— 世界ふしぎ発見! (@fushigi_hakkenP) April 10, 2023
告知第❶弾💥
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改めまして…
この4月で放送38年目に突入する
世界 #ふしぎ発見 に、
新MCとしてフリーアナウンサー#石井亮次 さんがジョイン🙌🙌🙌
草野仁さんは
新たにQuiz master就任です👑
これからも世界中の歴史、フシギを
楽しく🎶お伝えします!
引き続きよろしくお願いします🤝😊 pic.twitter.com/TObdJureYZ
日本のクイズ番組史上最長となる37年の司会記録を打ち立てた草野は、番組終了にあたって「放送の歴史でも傑出した長寿番組に徹頭徹尾関わらせて頂けたことは放送人にとっては言うまでもなくかけがえのない財産です」「これは奇跡というしかありません」とコメントした。
前出の制作会社関係者は話す。
「実は急遽、終了が決まったようなんです。石井さんがMCに就任してからわずか半年ですからね……。番組関係者はリニューアルもして、スタッフも“あらためて頑張っていこう”という気持ちだったといいます。このタイミングでの終了決定の発表は本来であればあり得ないこと。
実は最近も、ミステリーハンターのオーディションが大々的に行なわれたそうですからね。これからも続けていくつもりだからオーディションを開催したのでしょうし、番組を畳むつもりならそもそもやらないですよね。番組関係者も“全然聞いてなかった”“なんで終わるの?”と驚いていますよ」