■若手時代から努力を重ねていた河合

 河合は「いつか運が回ってきたとき、その流れに乗れるように自分の武器を準備しておこうと思って、いろんな方とお話ししたり、若手芸人さんの盛り上げ方を見てメモしたり必死で勉強していた」と、2022年6月放送の『西村キャンプ場 ~瀬戸内ぐるっとアポなしキャンプ旅~』(フジテレビ系)にて明かしている。

 メンバーの間では、9月22日放送の『ちば朝ライブ モーニングこんぱす』(チバテレビ)に出演した橋本良亮(30)は、本人の熱心な思いを尊重して「背中を押す」決断をしたことを明かしたほか、塚田僚一(36)が「最初は認めてませんでした」というリアクションだったことを伝えている。

「もちろん、初期は格差が大きかったのが途中から個々がバランスよく売れ始めて、グループ間格差が解消された例もあります。

 TOKIOは『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で農家路線を確立する前は、若くて頭一つ抜けたイケメン長瀬智也さん(44)一強のような状態だったし、V6は若手時代の格差が酷かったことを、メンバーがたびたび明言していますよね」(前出の芸能プロ関係者)

 V6は坂本昌行(52)、長野博(50)、井ノ原快彦(47)の20th Century(トニセン)と、森田剛(44)、三宅健(44)、岡田准一のComing Century(カミセン)の、年上と年下の3人組ユニットとしても活動していた。

 しかし、カミセンが三宅と森田が“剛健コンビ”として圧倒的な人気を誇った一方で、キャリアの浅い岡田が若干地味だったほか、トニセンは事務所内でも扱いが非常に悪かった。“送迎車があったのがカミセンだけで、トニセンは電車移動”“初期のCDジャケットはトニセンの写真が小さいどころか、裏表紙にカミセンしか載っていないこともあった”などなど、不遇エピソードは挙げればキリがない。

マリウス葉さん(23)脱退前のSexyZoneは5人組でありながら、2014年に中島健人さん(29)、菊池風磨さん(28)、佐藤勝利さん(26)の事実上の3人体制で活動していた時期もあり、マリウスさんと松島聡さん(25)がそれぞれジャニーズJr.と組む“大改造”を行なっていた時期もありました。

 また、こうした格差の話、その後に実際に脱退者が出たケースとしては、Kis-My-Ft2が、代表例ですよね」