■「俺もう『日曜劇場』出られないってことでいいんですよね」

 今年4月から中居は、ダウンタウン松本人志(60)と『まつもtoなかい』(フジテレビ系)でMCを務めているが、放送は日曜日の夜9時。同時間帯に他局の番組に出演する「裏被り」は業界のご法度とされているため、中居が日曜劇場に出演するのは極めて困難な状況にある。

 これは中居と松本も自覚していて、

中居「裏じゃないですか。もめましたよね、“俺もう『日曜劇場』出られないってことでいいんですよね”って」

松本「俺ええと思うねん、日本初『日曜劇場』に出ながら、こっちもやる」

 と、5月7日放送の『まつもtoなかい』で冗談交じりに話していた。

 もっとも、「裏被り」はあくまでも自主規制のため、今年7月クールに川口春奈(28)が『ニンゲン観察バラエティモニタリング』(TBS系)と裏番組の『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)に同時にレギュラー出演していたり、沢村一樹(56)が2021年1月クールに『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ)に出演するため、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)のMCを1クールだけ降板したりと、近年では柔軟に対応しているところはある。

「松本さんも冗談半分ながら出演を肯定しているため、期待しても良いのかもしれませんね。中居さんにまつわるエピソードトーク以外も、『VIVANT』は社会現象を巻き起こした凄いドラマで堺さん以外にも主演クラスの俳優がズラリ。『金スマ』でも話のタネが尽きることはないでしょう。

 ただ、この“豪華キャスト”に関しては、驚きの“ザ・芸能界”な話があるんですよね」

 そう声を潜めて話すのは、芸能プロ関係者だ。

『VIVANT』はメインキャストが堺、阿部寛(59)、二階堂ふみ(28)、松坂桃李(34)、役所広司(67)、シークレットキャストに二宮和也(40)などなど、超豪華な俳優陣が出演していた作品。

 福澤氏が60歳で定年を迎える前の集大成ドラマとして、これまで『日曜劇場』などで仕事をした俳優の起用率が高いことも、放送前から注目を集めていたが――。