■有明ではなく六本木で『ジャニーズ劇場』開業!?
『週刊文春』では、有明埠頭に複合施設を開業する予定だと報じていたが、水面下ではもう1つのプロジェクトも動いているというのだ。広告代理店関係者が話す。
「実は、話題の『ジャニーズ劇場』ですが、有明の『東京ドリームパーク』内ではなく、六本木のど真ん中に開業する可能性もあるというんです。というのも、六本木のテレ朝本社前、かつてスタイリッシュなナイトクラブがあり、現在は駐車場になっている土地に施設を建てるという計画があるといいます。
テレ朝は10年ほど前にその土地を購入していますが、早河会長の指示で六本木周辺の土地をさらに買い進めているといいますよ。六本木をさらに“テレ朝タウン”にして、『ジャニーズ劇場』への集客を図るということなのか……。
たしかに有明には土地の余裕がありますが、多くのユーザーのアクセスを考えると六本木のほうが圧倒的に便利。新幹線で地方から東京に出てきた人も、六本木なら東京駅や品川駅からすぐですからね。また土地柄的に購買力のある人も多いですから、集客や収益を考えると六本木に施設があったほうがメリットは大きいでしょうね」
しかし、そんな中、ジャニー氏の一件でジャニーズ事務所は被害者の補償終了後に廃業することが決定。加害問題を報じてこなかったテレビ朝日にも厳しい目が向けられている。
「ジャニーズ帝国は崩壊しつつある。ドリームパークの目玉であるジャニーズ劇場もどうなっていくのか……。テレ朝社員も“早河会長の肝いりだけど、こんなことになって今後どうなるんだ……”と不安な思いでプロジェクトを進めているといいますね」(前同)
早河会長の直轄案件である「東京ドリームパーク」の開業予定は2026年。それまでにジャニーズの問題はすべて解決しているのだろうか。そして、『ジャニーズ劇場』の行方は――。