物価高の影響が家計を直撃するなか、自炊に励む人も少なくないだろう。10月16日には岸田文雄総理大臣も都内にあるスーパーを視察。視察後には「今月にも取りまとめる経済対策は、まずは物価高から国民生活を守る、これを第1の柱にしたいと考えています」と記者を前に高らかに宣言した。首相が、物価対策に本腰を入れるとなれば市民生活の一助となる可能性はあるというもの。
だが、料理をするにも頻度が増えれば、それに伴って必要となるのは「時間」だ。そもそも料理に掛かる時間が増えれば、当然ストレスを感じる人も多くなる。すると、日々の調理の負担を減らし、無理なく継続するためには便利なアイテムの導入が欠かせない。そんな中、一度使うと「これは革命」とSNSで声を上げる人が多いのが、岩谷マテリアルのマチ付きポリ袋『アイラップ』である。
利用者からは「革命」「魔法」といった言葉がよく聞かれるが、特に新しい商品というわけではない。発売されたのは40年以上前となる1976年のことである。これは電子レンジがまだ普及していなかった時代のこと。鍋や蒸し器で複数のおかずを一度に温めることを想定して開発されたという。
取り扱いスーパーなどの関係で売上は北陸一帯に集中していたが、実は全国区での販売。最近ではSNS上での話題を受け、他地域からネット通販で買う人も多いという。
アイラップは全国区商品。
— アイラップ【公式】 (@i_wrap_official) July 18, 2018
一部地域限定の商品ではありません(;ω;)
ただ売上の75%が新潟、山形、富山、石川、福井に集中しているだけなの…。
すっごく便利なんだけどなぁ…。
応援してくれる人RTプリーズ… _(:3」z)_
#一般人の方が時々誤解しておられること #アイラップ #応援RTお願いします pic.twitter.com/jWvmJyIpND
そんな『アイラップ』は袋がしっかりと分厚い保存用バッグとは異なり、一見ただのポリ袋にしか見えない。しかし、1枚あたり約2円という手軽さながら冷凍・冷蔵保存をはじめ、電子レンジや湯せんで食材の温め直しも可能という万能ぶり。なかでも冷凍しても食材と食材がくっつかないという特徴は「#アイラップパラパラ説」というハッシュタグでまとめられるほど、根強い人気の理由となっている。
SNSでも、
《ひき肉って冷凍すると使いにくいから、まとめ買いしなかったんだけど、パラパラだとめっちゃ使いやすい》
《アイラップまじで凄すぎて革命。いつ買ったか忘れたレタスも、すぐシナシナになる大葉もアイラップに入れるだけで何週間も青々としてる》
《容器を洗うことすら力尽きたひとにはレンチン湯せんドンと来いのアイラップもおすすめ》
など日々の調理に重宝している声が常に寄せられ、愛用者が多いことがうかがえる。