鈴木亮平(40)主演の日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)。10月22日には第2話が放送される同ドラマに、幽霊部員・野原舜役で出演している奥野壮(23)が、特撮ファンの注目を集めている。

『下克上球児』は、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く、ドリームヒューマンエンターテインメント。

 登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションだが、三重県立白山高校の弱小野球部が2018年に甲子園初出場を果たすまでを記録したノンフィクション作品『下剋上球児』(カンゼン)に、インスピレーションを受けて制作されている。

 そして奥野は、「平成仮面ライダーシリーズ」の完結編でもある『仮面ライダージオウ』(2018年)で王様を目指す高校生“常盤ソウゴ/仮面ライダージオウ”を演じていた。

 ※画像は奥野壮の公式X(ツイッター)『@okuno_so_』より 

 奥野は演技未経験ながらも「王としての素質」を演じる技量を『ジオウ』の白倉伸一郎プロデューサーに見いだされ、「運命的な出会いであった」とまで言わせた逸材。

『下剋上球児』も野球経験者が多くキャスティングされているが、奥野は演技力を買われて野球未経験ながら抜擢されている。

 そんな奥野の出演が注目されている理由は、同作に野球部の監督・横田宗典役で出演している生瀬勝久(63)にある。生瀬は5年前、『ジオウ』で奥野の“おじさん”として1年間、共に駆け抜けていたのだ。

『ジオウ』はアニバーサリー作品として歴代の”レジェンド”が多数客演したり、渡邊圭祐(29)が“ウォズ/仮面ライダーウォズ”として役者デビューを果たしているほか、声変わり前の板垣李光人(21)も敵組織の少年・ウール役でレギュラー出演していた、今となっては非常に豪華な作品である。