■目標は生瀬に「成長したね」と言ってもらうこと!

 ソウゴとおじさんの――奥野と生瀬の再共演には、

《下克上球児見始めたけど生瀬さんと奥野くんジオウ以来の共演……か……!?ウワ~~~ジオウのオタクなのでその事実で泣いちゃいそう》
《生瀬勝久フィーチャリンク奥野壮それはもう仮面ライダージオウなんよ》
《待って待って待って下剋上球児さぁ!!!生瀬 勝久さんと奥野壮さん共演してるじゃ?!?!?!?!?!?!?!?!わぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!》

 といった声が、SNSにも多く寄せられている。

※画像は『仮面ライダージオウ』の公式X(ツイッター)『@toei_rider_ZIO』より 

 生瀬は『ジオウ』にて、ソウゴの大叔父で時計店「クジゴジ店」の主人・常磐順一郎を演じていた。幼少期に両親を亡くしたソウゴを優しく見守ってきた心優しい保護者で、初めて本気でソウゴを叱った際の台詞も、

「寂しい時ぐらい、大丈夫なんて言わないでちゃんと寂しいって言いなさい!」

 という慈愛に満ちたものだった。

 そんな生瀬は奥野ら若手俳優との1年間を振り返り、

「若いみなさんは戸惑うだろうから、事前に芝居を"用意"してくるんだけど、僕が『用意しなくていいんだよ。その場の気持ちでやればいいんだよ』と伝えたら、みんなどんどん変わってくれた。1年間の撮影で、変化・成長が如実にわかっていったのがうれしかった。ほんとうに、親戚の叔父さんのような気持ちで見守っていました」 

 と、2019年に行なわれた『仮面ライダージオウ ファイナルステージ&番組キャストトークショー』にてしみじみと語っていたこともあった。

 一方、奥野は生瀬から学んだ多くを『ジオウ』以降の役者業にも生かし、5年後の今回の『下剋上球児』で、ついに再会を果たしたのだ。

 10月6日発売の『Duet』(ホーム社)で奥野は「出演が決まって嬉しかったこと」に生瀬と再共演できたことや、エレベーターであいさつをしたら覚えていてくれたことを明かし、

《先日、ついに一緒のシーンを撮影しました。“成長した姿をいつか見せるぞ”と思っていたので、クランクアップまでに「成長したね」と言っていただけるように頑張ります》

 と、あらためて意気込みを語っていた。

 幽霊部員役のため第1話では見せ場の少なかった奥野。『ジオウ』から大きく成長した姿を、“おじさん”である生瀬や、我々に見せてくれるはずだ――。