10月19日放送のバラエティ番組『私のバカせまい史』(フジテレビ系)では、「赤か?青か?時限爆弾解除二択史」と題した企画を放送。

 その題材として田村正和さん(享年77)主演の刑事ドラマ『古畑任三郎』(フジテレビ系)の木村拓哉(50)出演回「赤か、青か」(1996年)が取り上げられたのだが、その内容が一部で物議を呼んでいるのだ。

『私のバカせまい史』は、今まで誰も調べたことのない”バカせまい歴史”を徹底研究し、その成果を独自の考察で発表するバカリズム(47)がMCのバラエティ番組である。

※画像は『私のバカせまい史』の公式X(ツイッター)『@bakasemai』より

「この日の『バカせまい史』はドラマや映画でお約束の“ワイヤージレンマ”こと“時限爆弾の赤と青、どっちを切る!?”の起源やバリエーションを紹介していく内容となっていて、多くの作品が資料として登場しました。

 そこでは、“日本テレビ系”の作品であるTOKIO松岡昌宏さん(46)主演の『サイコメトラーEIJI』(1997年)や、アニメでは劇場版『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』(1997年)、『キャッツ・アイ』(1983年)、『シティーハンター2』(1988年)が映像でしっかり紹介されていたのに対して、フジテレビのドラマである『古畑任三郎』は、再現イラストにものまね芸人のツートン青木さんが田村さんの吹き替えをするという、非常に不自然な演出となっていたんです。

 ちなみに、同じ時限爆弾を扱ったフジテレビのドラマでは、福山雅治さん(54)主演の『ガリレオ』(2007年)は問題なくVTRで紹介されていました」(テレビ誌ライター)

 冒頭からバカリズムが「僕が覚えてる(爆弾が出た作品)のは……古畑?」と伏線を張ったり、脚本家の三谷幸喜(62)から「なぜ赤いコードを選んだのか?」に対するコメントを取材してあったりと、放送内容自体は気合いの入ったしっかりとしたものだった。