■新しい地図サイドもかかわりたくない?
現在、『ジェイ・ドリーム』の代表取締役社長を務めているのは、ジャニー氏の騒動で事務所の副社長を引責辞任した白波瀬傑(しらはせ・すぐる)氏なのだ。
白波瀬氏は2008年4月にジェイ・ドリームの取締役に就任したものの、2018年3月には退任。しかし、2020年6月に代表取締役に就任しているが、その理由は、ジェイ・ドリームを解散・清算するとなったら、会社の資産、株式などを株主らに分配する必要が出てくる。そうなったらI氏や元SMAPメンバーにも大金が支払われることになるから、それを嫌ったジャニーズ事務所が形だけ存続させているのでは――とも噂されているのだ。
なお、白波瀬氏は、ジャニーズの副社長を辞任後も嘱託社員として引き継ぎを行なっていたが、10月15日をもって事務所を退職したことが報じられている。
「しかし、白波瀬氏はまだ、『ジェイ・ドリーム』も代表取締役のままのようです。これはこれから変更される直前のこと、ということなのか……。
また、今回はジャニーズに籍を置いている木村さんのみが出演していた回でしたが、『CULEN』サイドも『ジェイ・ドリーム』について、そしてSMAPの過去作の権利などについてはあまり大ごとにしてほしくないと聞こえてきています。
その理由は、大ごとになることで、ジャニー氏の加害問題についての言及を求められてしまうことです。新しい地図の3人、そして元SMAPのチーフマネージャーのI氏にとっても、ジャニー氏の件へのコメントは、どうやっても炎上リスクがあり、難しいですからね……。
今回の『バカせまい史』では時限爆弾二択問題を“パンドラの箱”と評していましたが、SMAPの過去映像も、超タブーなパンドラの箱になってしまった、ということですね……」(前出の芸能プロ関係者)
静止画にしつつも画像加工をして口パクをしたり、ものまね芸人にアテレコさせたり、制作サイドの苦労を感じさせた『古畑任三郎』の紹介。もう、木村やSMAPの出演回が地上波で流れることはないのかもしれない――。