■どうしても避けられない『silent』との比較
大きな注目を集めていた『いちばんすきな花』だったが、
「第1話の世帯視聴率が5.9%で、第2話(19日放送)は上昇することなく、むしろ下げてしまい世帯視聴率は5.1%。
『silent』の最低世帯視聴率は5.2%(第4話)でしたが、これはプロ野球の『日本シリーズ』の影響で午後11時30分スタートになったから。そう考えると『いちばんすきな花』はまだ第2話で、通常の午後10時スタートだったので極めて低く感じますよね……」
💐#すき花 裏話💐
— 「いちばんすきな花」木10ドラマ公式💐<フジテレビ> (@sukihana_fujitv) October 19, 2023
「夜々と紅葉の二度目ましてのシーン」
撮影の合間に仲良くおしゃべりしながら
ブランコをしていました!
その動画は、後日投稿するので
お楽しみに🌸#いちばんすきな花 #今田美桜 #神尾楓珠 pic.twitter.com/PMNiOMcpOK
登場人物が善人ばかりだった『silent』と比べ、『いちばんすきな花』は無神経で人を傷つけてしまうキャラクターが多いことも指摘されている。
たとえば第2話では、主人公の夜々(今田)の同僚の相良大貴(泉澤祐希/30)が一度フラれたのに「友だちからでいいよ」と上から目線で提案したり、それでも拒絶した夜々に対して、
「もっと内側から愛される人にならないと」「(夜々に彼氏のフリを頼まれた相手に)この子ね、顔がいいだけだよ」
と言い放つ、最低なシーンがあった。
もちろん、物語の今後に生かされる要素とはいえ、主人公さえも無神経な発言をすることが多いため、
《見るのしんどくなったわ…多部未華子の役、無神経すぎてしんどい。配慮とかあるじゃん、大事な友達の大事な人の価値観にしょーもなって……傲慢だよ、すごく》
《モブたち性格悪すぎるんだけどこんな人ら本当に存在すんのか?》
といった声が、SNSにも多く寄せられてしまっている。
また、『silent』では主人公の相手役の目黒がいつしか“令和のキムタク”と呼ばれるくらいに視聴者の心をつかみ、大人気になっていたが、
《目黒蓮の衝撃再び(ええこの人出るの?とかこのシーン何?!的なやつ)がなかったのだけが残念…》
《思い返せばsilentも目黒蓮は最高だったけど話自体は苦手だったな…耳がどうの前にみなとくんから女奪ってますやん…が気になって。今回は脇役がみんなヒールすぎる…》
といった指摘もある。
「『silent』が多くの視聴者の心をつかみすぎために、比較されてしまい、その高い壁を超えるのが難しくなっている感じです。
コア視聴率も、二宮さんの『ONE DAY』の第1話が3.1%で、『いちばんすきな花』の第1話はそれよりも低い2.5%。特に『いちばんすきな花』は決して高いとは言えない数字です。放送前に期待されていた“第2の『silent』ブーム”が起きる気配は、現状はゼロですね……」