■ジュリー氏の“退場”で各グループは“フラット”に
なにわ男子は、ジュリー前社長が目指していた王道ど真ん中のアイドルグループで、所属レーベルもジュリー氏が会長を務めていた『ジェイ・ストーム』(2024年1月1日に『ストームレーベルズ』に改名予定)だ。
「近年は創業家のジュリー氏の力が絶対的で、彼女が推してくれるかどうかで“売れるか売れないか”が決まる状況にありました。しかし、ジュリー氏の退場でそれが解消されたことで、全グループの扱いがフラットになったんです。
そんななかでセクゾは、事務所関係者の間でも“頑張っているし、売れてほしい”と、応援ムードだといいます」(前出の芸能プロ関係者)
セクゾは、佐藤勝利(26)がシティポップバンド『Awesome City Club(通称ACC)』のボーカル・PORIN(32)と今年1月に『FRIDAY』(講談社)で熱愛が報じられたこともあったが、それ以外に目立つスキャンダルはない。大きく揺れる事務所のことを思いつつ、4人が一丸となってグループ活動にも真摯に打ち込んでいることから、評判が良いというのだ。
中島は役者業だけでなく、バラエティ番組に出るたびに「セクシーサンキュー」などのフレーズを決め顔で披露したりと常に全力。
菊池は、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP!』(フジテレビ系)で酷い目にあって「許せない!」を叫ぶ姿を筆頭に、バラエティの才能が開花。その影響もあるのか、ドラマの仕事も爆発的に増え、今や“演技力はジャニーズでもトップ”という評価もあるほどだ。
「ポジションが近いHey!Say!JUMPやKis-My-Ft2はメンバーの個性が強くて、事務所の意向には従わず、好き勝手にやるところがあるといいますね。もちろんプロとしてしっかり仕事をしているとは思われますが。
しかし、セクゾは個々の頑張りに加え、メンバーが団結してよりグループとして成長しようと努力していると。そういう点が評価されているそうです。これは、マリウス葉さん(23)の卒業も良い影響を与えたのではないでしょうか」(前同)