■ジャニーズタレントも“少女時代スタイル”がスタンダードになる!?

 前出の芸能プロ関係者が続ける。

「K-POPにはメンバーそれぞれが別々の事務所に所属しているグループもありますからね。日本でも一時代を築いた少女時代がその代表例です」

 少女時代はもともと9人組だったが、2015年にメンバー1名が脱退。2017年に所属事務所のSMエンタテインメントとの契約が満了し、ティファニー(34)、スヨン(33)、ソヒョン(32)が事務所を移籍。

 事実上の活動休止状態となったが、2018年からはSMエンタテインメントとの契約を更新した5人で派生ユニット「少女時代-Oh!GG」で活動。3人は別事務所に所属しているものの、2022年8月からは彼女らも再び合流。現在は8人で活動を行なっている。

※画像は少女時代の公式インスタグラム『@girlsgeneration』より

「二宮さんがまさにその例だと思われますが、ジャニーズタレントも少女時代のような契約形態が増える可能性が高まっています。個人は完全に独立し、グループの仕事だけは新会社とエージェント契約を結んでやっていくほうが映り方もいいですよね。

 その流れが止まらない背景――根底には、タレントの“ジャニーズへの不信感”がありますよね。嵐の櫻井翔さん(41)も周囲に“まだ契約しないほうがいい”と言っていると10月19日の『週刊文春』が報じたぐらいですからね」(前同)

 10月24日、NEWS加藤シゲアキ(36)が都内で新刊小説『なれのはて』(講談社)の発売記念会見を実施。ジャニーズ事務所の内部調査について「一端担えれば」と語り、「できなければ組織にいる必要ない」とコメントした。

「加藤さんも事務所の対応、新会社がどうなるのかに懐疑的なようですし、独立することも辞さない構えですよね。今後、ジャニーズタレントはグループでの活動は新会社で、個人はそれぞれでといったように“韓流スタイル”がスタンダードになっていくのかもしれません」(同)

 ジャニーズタレントは新会社とどのような契約を結ぶことになるのだろうか。その内容はグループごとに千差万別なのかもしれない――。