10月26日夜7時から、相葉雅紀(40)がMCを務める新番組『木7◎×部(モクシチマルバツブ)』(フジテレビ系)がスタート。その初回に、「電撃独立」を果たした二宮和也(40)が出演することで、注目を集めている。

 二宮は10月24日に、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)から個人として独立すること、嵐のグループとしての活動が発生した場合は、今後も参加することを発表。独立後初のテレビ出演が、『木7◎×部』である。

※画像は『木7◎×部』の公式X(ツイッター)『@moku7marubatsu)』より

 二宮の独立――大きな激震が走ったニュースだが、同じく嵐のメンバーである相葉の独立はないと見られているという。

「二宮さんや、11月30日に退所が決まっている岡田准一さん(42)のように、役者業がメインの旧ジャニーズタレントが、今後も独立していくと考えられています。しかし、“俳優をやっているジャニーズタレント”だったら誰でも独立できる、ということではないですよね。2人とももはやジャニーズかどうかは関係なく、日本を代表する一流俳優ですから、“彼らと仕事がしたい”とオファーが指名でくるわけです。だから、辞めてもなんの問題もなくやっていける。

 一方で、事務所つながりで仕事をもらっている人は、そうもいかないですよね。いわゆる“ジャニーズドラマ”に出ている若手タレントがそうでしょう。そして、バラエティが主軸の相葉さんの場合も、事務所のパワーに助けられていることは否定できないんです。もちろん、相葉さんは実力もあるのですが……」(制作会社関係者)

 そもそも相葉が『木◎×部』のMCに選ばれた経緯も、旧ジャニーズが多分に関係している。

 嵐が活動休止する2020年末まで、『木7◎×部』の枠では冠番組『VS嵐』が放送していて、翌年からは相葉がキャプテンを務める『VS魂』としてリニューアル。

 しかし、視聴率が振るわず、今年9月末で『VS魂』は終了。“相葉メイン”はそのままにスタートしたのが、『木7◎×部』なのだ。これには“いつか嵐が復活した時のために枠を残しておきたい”という、フジテレビや事務所サイドの意向もあると言われている。

「相葉さんや嵐は、事務所の前社長だった藤島ジュリー景子氏がずっと面倒を見てきた“ジュリー派”でした。騒動前のジャニーズ事務所でジュリー氏は絶対的な権力を持っていたし、相葉さんが事務所に推されていたことは否定はできない。

 そして、相葉さんは、二宮さんや岡田さんなどと比べると、役者としての評価はそこまで高くありませんよね……」(前同)