■相葉は“嵐の顔”だが……

 相葉は嵐の活動休止後、主演映画『“それ”がいる森』でホラーに初挑戦したり、10月27日からスタートする連続ドラマ『今日からヒットマン』(テレビ朝日系)で主演を務めたりと、役者業が増えている。

 どちらの役も“理不尽な出来事に巻き込まれた一般人”の役柄がハマっている一方で、

《相葉さんドラマか。演技少しは上手くなったのかな》
《相葉の大根ぶりは一度でもその演技を見ればすぐ分かる》

 といった厳しい声も多く、演技力が期待されていない印象も受ける。

「嵐は、大野智さん(42)の活動休止後、松本さんは俳優、二宮さんは俳優メインでYouTubeなどもマルチに、櫻井翔さん(41)はキャスター業とバラエティをメインに、それぞれがそれぞれの方向性で活動をこなしています。

 相葉さんの主戦場はバラエティですが、メンバーでも特に好感度が高いことから“嵐の顔”としての役割も求められている、と言われています。だからこそ、『VS嵐』の後釜という重要な番組のメインを任されていたわけですからね。

 加えて、旧ジャニーズ事務所は『VS魂』にデビュー組だけでなく、まだジャニーズJr.美 少年浮所飛貴さん(21)もレギュラーに抜擢し、若手ジャニーズを売り出していく目的もあったと考えられ、“事務所タレント”的な役割も任されていた感じですよね。

 ただそうした話も、旧ジャニーズが強力なパワーを持った事務所だったから成立していた話ですが、もはや騒動を経て、力を失った。二宮さんの独立がその象徴と言えますよね」(前出の制作会社関係者)

 二宮は主演ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)が10月9日からスタートしたが、ドラマの放送中にもかかわらず。事務所を辞める発表が許された。これも、旧ジャニーズの弱体化を強く表していると言えるのかもしれない。

「だからこそ、バラエティの仕事が旧ジャニーズ事務所ありきとも感じられる相葉さんには、“今後、大丈夫なのかな”と、テレビ界から心配する声が上がっているんです。

 7月12日放送の音楽特番『2023FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)で総合司会を務めた際は、病み上がりだったとはいえ相葉さんのMCが噛み噛みで、“大丈夫かよ”となったこともありましたね……」(前同)