■創業家の死去で“タブー”が掘り起こされる!?
民放各局は、フジテレビが『SMAP×SMAP』、日本テレビは旧ジャニーズがほぼ毎年メインパーソナリティーを務める『24時間テレビ』や、主演ドラマの数々。TBSは、V6の『学校へ行こう!』などなど、ジャニーズとドラマ・バラエティ番組は切っても切れない関係にあった。
一方で、テレビ朝日は歌番組では『ミュージックステーション』が旧ジャニーズと良い関係にあった半面、ドラマとバラエティは他局に比べて後れを取っていた。
9月28日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、テレ朝の早河会長がメリー氏らに接待を重ねて『スマステ』をスタートさせたこと、2017年スタートの『サンデーLIVE!!』は、東山紀之(57)がMCでは視聴率が取れないことは承知のうえで、旧ジャニーズとの付き合いで会長は断れなかった、といった内容が報じられている。
「結果としてテレ朝はメリー氏との関係性を重視し、SMAPメンバーの2番組――『スマステ』と『「ぷっ」すま』を切ることになった、ということなのではないでしょうか。それが、香取さんの“番組終了を新聞で知った”という恨み節や、今回の藤野氏の“やり方が汚い”につながるのでしょう。
ジャニー氏とメリー氏の死去と、現在の騒動でもはや“帝国”は完全に崩壊して、忖度する必要もなくなり、地の底に埋まっていたタブーがどんどん飛び出すようになった。藤野氏の今回の爆弾発言に限らず、今後も解散後のSMAPへの扱いなど、創業家の圧力的行為が、どんどん流出してくるかもしれませんね……」(前出のワイドショー関係者)
積もりに積もった旧ジャニーズ創業家による負の遺産。次は何が出てくるのか――。