俳優の趣里(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の第20回が10月27日に放送され、朝ドラ常連俳優の石倉三郎(76)の演技に絶賛の声が寄せられた。
同作は109作目の朝ドラで、「ブギの女王」と呼ばれた戦後の大スター・笠置シヅ子さん(1914~85年/70歳没)がモデル。趣里演じる大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘・花田鈴子が戦争の苦難を乗り越え、“福来スズ子”としてスターへと駆け上る姿を描く。
スズ子と黒崎煌代(21)演じる弟の六郎は、柳葉敏郎(62)演じる父・梅吉と水川あさみ(40)演じる母・ツヤの故郷である香川を訪れる。スズ子が小学生のときに訪れて以来の訪問だ。
ツヤの実家では、三林京子(72)演じる祖母の大西トシら親戚たちから、梅吉とツヤが大阪に引っ越した理由などの昔話を聞くが、六郎はスズ子と自分が本当のきょうだいかどうか香川でたしかめようとしていた。
両親の故郷・香川に行くことになった #スズちゃん(趣里)と #六ちゃん(黒崎煌代)。
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) October 25, 2023
六ちゃんは秘密の調査にワクワク、スズちゃんはちょっとモヤモヤ…といったところでしょうか。明日はいったいどういう展開に…?
きょうだいの仲良しオフショットです!📷香川にいってらっしゃ〜い!#ブギウギ pic.twitter.com/CT7WmajyC6
翌日、スズ子と六郎たちは法事に出るために、石倉演じる地主で地域の顔役を務めている治郎丸和一の家を訪れる。治郎丸はスズ子を前にすると「よう似とる……」と彼女の頬を嬉しそうに触れるも、和一は妻にたしなめられる。
法事の酒の席では酒が入った治郎丸はスズ子に酌をされるとあらためて「よう似とる……。なぁ? 菊三郎とおんなじ目や」と妻に同意を求める。さらに酒に酔った治郎丸は「孫と踊って何が悪いんじゃ!」と暴れて酒席は大混乱。
めちゃくちゃになった酒席から飛び出した後、「孫って何? なに隠してるん!?」と西村亜矢子(42)演じる叔母のタカを問い詰めるスズ子。タカは頭を下げながら「あんたはホンマはここの家の子じゃけん……」と告白。亡くなっている治郎丸家の菊三郎の子であることが明かされるのだ。スズ子は「ワテやったん……」とショックを受ける。