■「歌い収め」宣言の和田アキ子、紅白復帰なるか

「まず、和田アキ子さん(73)が紅白に復帰する可能性が考えられます。和田さんは1986年から30年間連続出場してきましたが、2016年に選外となって以降出場していません。

 和田さんは体調面を考慮し、10月からスタートしたデビュー55周年スペシャルライブを最後のホールツアーにすることを明かしています。そのツアー前のインタビューでは『今あなたにうたいたい』(88年)という楽曲を用いて、この曲名こそが私の今の心境と述べられています。

 この楽曲は98年に和田さんが紅白に出場し初の大トリを務めた際、サビをアカペラで披露したことで反響を呼びました。ツアー前のインタビューでこの楽曲に言及するということは、紅白を意識しているのかもしれません。

 また2020年代に入り、和田さんによる『YONA YONA DANCE』(21年9月2日配信リリース)がTikTokなどSNSでバイラルヒット。さらには初出場候補である4人組ダンス&ボーカルユニット、新しい学校のリーダーズによる『オトナブルー』(20年5月1日配信リリース)が、和田さんのヒット曲『古い日記』(74年2月25日リリース)のエッセンスを取り込んでいるともいえます」(前出のKei氏)

 現に、和田自身も7月12日に公開された『婦人公論.jp』(中央公論新社)のインタビュー記事内で、『オトナブルー』と『古い日記』の歌詞が似ていると認めている。

「和田さんは7月に放送された『2023 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)でも、新しい学校のリーダーズとコラボを披露しています。紅白でも新しい学校のリーダーズとコラボして、最後に自分のバラードを歌うような流れもあるのかなと思っています。

 主に若い方の支持が反映されるバイラルヒット、また世代を超えたコラボレーションは、今年の紅白のテーマ”ボーダレス”にも合致するでしょう」(前同)

※画像は新しい学校のリーダーズ公式X『@japanleaders』より、今年7月のフジ『FNS歌謡祭』でコラボした。