趣里(33)主演のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の第6週「バドジズってなんや?」が、11月6日から放送される。
10月26日放送の第19回で、平均世帯視聴率が16.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と最高値を更新。10月30日~11月3日に放送された第5週「ほんまの家族や」も、15%台後半と好調だ。
第5週の内容は以下。法事で香川に行った福来スズ子(趣里)は、自身が早逝した治郎丸家の跡取り・菊三郎と、女中・キヌ(中越典子/43)の娘であることを知る。スズ子はキヌに会いに行き、妊娠したキヌが治郎丸家を追い出され、実家にも拒絶されて困っていたときに助けてくれたのが、友だち・ツヤ(水川あさみ/40)だったと聞く。
ツヤは夫・武一(柳葉敏郎/62)と帰省中で、ツヤは彼女の実家でスズ子を出産。ツヤはスズ子を連れて大阪に戻った。ツヤは、年に一度は帰省するから、キヌが育てられると思ったらすぐに返すと言っていたが、いつの間にか帰省しなくなっていたという。祖母・トシは「スズ子をどこにもやりたくなかったんや」と、ツヤの胸の内を代弁した。
香川から帰ったスズ子は、真実を知ったことをツヤに内緒にすると決意。それから3年後、スズ子の歌と秋山(伊原六花/24)の踊りが劇団の中心となっていて、東京で新しく結成される梅丸楽劇団に誘われる。そんな中、劇団のピアニストだった股野(森永悠希/27)と結婚していたかつての娘役のトップスター・大和礼子(蒼井優/38)が、出産後に亡くなったと知らされ……という展開。
「ここ最近の朝ドラに比べると、『ブギウギ』は失敗や不幸などネガティブなエピソードが多いんです。第5週までに、花咲音楽学校の受験失敗、ストライキの責任を取って大和礼子と男役トップスター・橘アオイ(翼和希)が劇団を退団。妾の子だということが判明するも母親には言わず、さらに大和の突然の死。これが本作の大きな特徴です」(テレビ誌ライター)