Sexy Zone中島健人(29)が主演、女優の高橋ひかる(22)がヒロインを務めるドラマ『リビングの松永さん』(カンテレ・フジテレビ系)が、2024年1月クールの「火ドラ★イレブン」枠で放送されることが発表された。

 原作は岩下慶子氏による同名漫画。さまざまな世代の男女がともに暮らすシェアハウスに住むグラフィックデザイナーの松永純(中島)はある日、ひょんなことから女子高生の園田美己(高橋)と共同生活をすることに。堅物のアラサー男とピュアで一生懸命な不器用女子高生がシェアハウスを舞台に、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していくラブコメディだ。

※画像は「デザート編集部」の公式X(ツイッター)『@DESSERT_kc』より

 制作会社関係者は話す。 

「来年1月クールに『火ドラ★イレブン』でジャニーズタレント主演のドラマが放送されることは結構前に決まっていたといいます。というのも、今年1月クール、草なぎ剛さん(49)主演の『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)を放送するため、カンテレサイドは当時、ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)に相当な配慮をする必要がありましたからね……」

■『罠の戦争』のためにジャニーズへ「火ドラ★イレブン」枠を受け渡した?

『罠の戦争』は草なぎにとってSMAP解散以来6年ぶりの民放ドラマ主演作。加えて、主題歌には香取慎吾(46)とSEVENTEENの『BETTING』が採用され、多くのSMAPファンが歓喜した。

「草なぎさんや香取さん、新しい地図のファンにとってみれば非常に嬉しいことだったでしょうが、業界関係者は“草なぎさん主演作はともかく香取さんの主題歌まで……そこまでやっちゃうんだ。ジャニーズとケンカになりかねない”と心配していたんです。ですが、結果的にカンテレサイドはそれで押し切ったと。ドラマはかなり話題になって、現在では、『BETTING』を引っ提げて香取さんが『NHK紅白歌合戦』に出場するのではないかという報道もありますよね。

 そして当時、カンテレは香取さんが主題歌を歌う草なぎさんの主演ドラマを制作することでジャニーズサイドがへそを曲げないように、『火ドラ★イレブン』の今年7月クールと来年1月クールの枠をジャニーズに渡した、と以前から関係者の間では話されていたんです」(前同)

 7月クールの「火ドラ★イレブン」枠では、セクゾの菊池風磨(28)主演の『ウソ婚』が放送された。

「ジャニーズサイドから“この枠のドラマにうちのタレントを使え”と言ったということではなく、『罠の戦争』のためにカンテレサイドからの、いわゆる忖度が発生した、ということでしょう」(同)