相葉雅紀(40)が、今春放送予定の特別ドラマ『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語-』(TBS系)で主演を務めることが、1月28日に明らかになった。

 同作は2021年4月に亡くなった脚本家の橋田壽賀子さん(享年95)と同局系の人気ドラマシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』でタッグを組んだ石井ふく子プロデューサー(96)が3年ぶりに手がけた新作。命日近くに放送し、橋田さんに捧げる愛の物語になるという。

 主演にあたって相葉は「僕は橋田壽賀子先生の作品を観て育った世代なので、石井ふく子プロデューサーが僕に声をかけてくださったことは率直に驚きました」と話し、「初めてお会いしたときには“ずっと一緒にお仕事したかったのよ”と言っていただけてとても嬉しかったです」とコメント。

 さらに「歴史あるチームの一員になるということは緊張しますが、あたたかく迎え入れてくださったチームのみなさんの心の大きさを感じ、こちらも心があたたかくなりました」と意気込みを語った。

 相葉はドラマで、若くして両親と姉を亡くし、建築士の資格を持ちながらも水道メーター検針員として働く孤独な青年・杉信也役を演じる。

「嵐の活動休止後、相葉さんは俳優路線を強化していますよね」(ワイドショー関係者)

■『VS魂』打ち切り危機で“俳優路線”へ!?

 相葉は2021年10月にドラマ『和田家の男たち』(テレビ朝日系)で主演を務め、2022年6月には舞台『ようこそ、ミナト先生』でも主演。同年9月には主演映画『“それ”がいる森』も公開されるなど、たしかに演技の仕事が目立って増えている。

「『VS魂』(フジテレビ系)はスタート時から視聴率が振るっておらず、いつ終わるかわからないとも言われていますからね。1月2日の正月特番の数字はよかったのですが、1月26日は、13歳から49歳までのコア視聴率2.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。

 裏の『THE突破ファイル』(日本テレビ系)が4.3%でしたから、半分近くも負けているんです。芸人メインの『突破ファイル』に、人気のジャニーズタレント勢ぞろいの『VS魂』が勝てない状態がずっと続いていて、改編のたびに“もう終わってもいいのでは”という声が出るほど。

相葉マナブ』(テレビ朝日系)は堅調ですが、ここ最近の相葉さんは“バラエティ以上に俳優業をしっかりやっていきたいのでは”と思える仕事の方向性にありますよね」(前同)