■10月にあったSixTONES音源流出事件も……
『文春』の圧倒的な取材力はあまりにも有名だが、それを差し引いても、なにわ男子の恋愛スクープでは「詳細が書かれすぎている」(前出の芸能プロ関係者)という指摘もある。たとえば高橋と黒木の熱愛報道では、両者が交際に至った過程や、高橋が黒木のマンションから100メートルほど離れた場所から事務所の送迎車で仕事に向かっている様子などが記されていた。
「優秀な記者がしっかりとマークを続けていたのでしょうが……なかなかの詳しさですよね。そして、ジャニーズグループの熱愛話が“文春砲でなにわ男子3連発”になったこと含めて、今、業界で言われているのは、なにわ男子のマネジャーや事務所スタッフによる内部リーク以外に考えられない、ということです。
現在の旧ジャニーズは、創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の騒動で大変な事になっていますが、そのゴタゴタが影響していると考えられます。騒動の影響で、退職するスタッフ、関係者も多いでしょうからね」(前同)
旧ジャニーズ事務所=SMILE-UP.は被害者への補償を行なう会社へ。所属タレントは新会社とエージェント契約を結んで活動を続けることが発表されている。
また、新会社の社長は東山紀之(57)が就任予定だったが、代わって“改革者”が就任することが、確定状態になっている。
東山に代わる新会社の社長には女優ののん(能年玲奈/30)がエージェント契約を結んでいるコンサルティング会社「スピーディ」の代表取締役・福田淳氏(58)が就任する見込みと多くのメディアで報じられていているのだ。
そして、社長になるとされる福田氏自身が「タレントの移籍」を推進しており、それにより旧ジャニーズ事務所からも退所者が相次ぐと見られている。
現時点で元V6の岡田准一(42)、嵐の二宮和也(40)、生田斗真(39)の独立が確定しているが、今後も加速していくのだろう。
「タレントが個人事務所を設立したり、他事務所と契約するとなると、仕事を失うのはマネージャーやその周辺のスタッフということになる。現在彼らは、職を失う危機にいるわけで、誰だって不安や疑心暗鬼になりますよね。
“魔が差す”というのもあるのでしょうが、将来をめちゃくちゃにした旧ジャニーズ事務所にダメージを与えるため、または鬱憤を晴らすため、会社を退社するタイミングで内部の機密情報などを流出させるという事例が増えているのではないか、とささやかれているんです。最近では、SixTONESの騒動もありましたよね」(同)