ダウンタウンの冠番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に、多くの“考察班”が注目している――。

 11月15日の『水ダウ』では、前週8日にダイアン津田篤宏(47)をターゲットにした「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリメチャしんどい説 第2弾」、通称「名探偵津田第2話~呪いの手毬唄と招かれざる男~」の完結編が放送されるのだ。

「今年1月にペンションを舞台にした第1弾は、最初はドッキリにしぶしぶ参加していた津田さんが次第に謎解きにノリノリになっていく姿や、ミステリードラマとして純粋に出来が良かったことから、スタジオや視聴者が釘付けになった。その企画の続編です。

 メインでありながら、解決に消極的でダルそうにボヤく津田さんの姿が、かえって“巻き込まれ主人公”みたいにキャラ立ちしていて、8日放送の“事件編”はスタジオの全員が見入っていましたね」(テレビ誌編集者=以下同)

※画像は『水曜日のダウンタウン』の公式X(ツイッター)『@wed_downtown』より

 8日に放送され、多くの謎を残した事件編のVTRについては、スタジオゲストのファーストサマーウイカ(33)が、「ほぼ『VIVANT』」とまで絶賛。7月クールに同局の日曜劇場で放送され、多数の考察が飛び交った堺雅人(49)主演の大作ドラマ『VIVANT』のように、スタジオでは出演者たちが今後の展開を予想した。

【以下、『名探偵津田第2話~呪いの手毬唄と招かれざる男~』事件編のネタバレを含みます】

 舞台は、長野県の山奥にある、7人しか住んでいない小さな村。村をロケで訪れた津田が村祭りを見せてもらおうと思ったら、村長・五百旗頭茂雄(いおきべ・しげお)が何者かに惨殺されてしまい――という導入から始まる。

 名探偵津田と、終盤に登場した“東京編”の主人公・みなみかわ(41)を除く登場人物は、以下の通り。

【五百旗頭家の人間】

・五百旗頭茂雄…村長。1人目の犠牲者。吊るされ、斧で惨殺されていた

・五百旗頭浩一…長男。2人目の犠牲者。夕食に仕込まれた毒キノコで殺された。

・五百旗頭恵…浩一の妻。

・五百旗頭春樹…次男。同日に東京のTBSで、毒キノコ弁当(手づくり)で殺されていた3人目の犠牲者。生前「じいさんに気をつけろ」と同僚・田中に話していた。

【鈴木家の人間】

・鈴木昌輝…村の広報。

・鈴木理沙(森山未唯/23)…帰省中の娘。ミステリー好きな女子大生。津田の助手を務める。

【綿貫家の人間】

・綿貫みち子…村人の1人。事件編ではほとんど情報なし。

・綿貫ふさ…みち子の祖母。村にまつわる手毬唄を津田に教えた。

【その他の登場人物】

・高木康二…医者。

・今泉祐介と向島智弘…長野県警。

・田中卓と後藤晴奈…TBS関係者。終盤に、みなみかわと長野へ向かう。

 そして、事件のキーワードとなっているのが、ふさが唄った「手毬唄」の存在だ。畑を荒らす4匹のたぬきを、1匹は吊るし上げて、子だぬき2匹は毒で「生娘に化けた雌だぬき」は刀を突き刺して殺した――という歌である。8日の放送回で犠牲となった3人は「吊るし上げて殺された家主と、毒殺された2人の息子」のため、次は「生娘に化けた雌だぬき」に該当する五百旗頭恵が殺されてしまうと考えられている。