2月1日、東京都内で「第96回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」が行なわれた。新人男優賞に選ばれたのは、グループで『映画 おそ松さん』の主演を務め、個人では大泉洋(49)主演の『月の満ち欠け』に出演したSnow Man目黒蓮(25)だった。

「すごく心臓がバクバクしている。去年1年間、芝居の勉強をさせてもらって、愛のある指導をしていただいて、皆さんの支えがあったと感謝しています」

 と、目黒はコメントしている。

「目黒さんは『月の満ち欠け』の演技が評価されて第46回日本アカデミー賞でも“優秀助演男優賞”と“新人俳優賞”を受賞しました。

 また、3月17日には主演映画『わたしの幸せな結婚』で従来の目黒さんのイメージと異なる“背中まで届く長い金髪”が印象的な冷酷無慈悲な軍人を演じます。これからも、Snow Manの役者枠として大活躍は必至でしょうね」(女性誌編集者)

 これまで目黒は、素晴らしい作品に出合えてきたと言えそうだ。映画以外では、“俳優・目黒蓮”の知名度を一気に押し上げて“令和のキムタク”とまで評されることになった『silent』(フジテレビ系)。日本中の女性を虜にした大ヒットドラマで見せた繊細な演技は記憶に新しい。

 そんな目黒にも、唯一「黒歴史」となりそうな作品があったのだが、実は本人の関与しないところで“再評価”の流れが起き始めているという。

「昨年10月から放送中の、NHK連続テレビ小説舞いあがれ!』のことです。目黒さんは、福原遥さん(24)演じる主人公の舞と航空学校で出会い、恋人になる“柏木学生”を演じていましたが、彼の視聴者からの評判が最近まで悪かったんですよ」(前同)