■スタバファンの”福袋離れ”「お得度減った」

 長らくスタバの福袋を買っていたものの「最近見送るようになった」という人たちも少なくないという。グルメライターによれば、その理由は「抽選のみ」という販売方法、そして「お得度の低下」「内容物のマンネリ化」という3つのポイントがあるという。

「スタバの福袋が抽選販売のみになったのは18年からです。元々スタバの福袋はネットで転売する人も多く、中国人による買い占めも横行。16年のお正月には、東京・世田谷区の二子玉川ライズドッグウッドプラザ店で用意された福袋108個を先頭組の数人がすべて買い占めたことが大きく報じられました。

 これを受けて、17年には1人1個という制限が設けられ、18年以降は事前抽選になりました。朝早く並ばなくていいし、近くにスタバ店舗がない人にも手に入るチャンスができたのはフェアであることは確か。でも、福袋なのに外れるとなんだか縁起が悪いと感じる人もいますし、単純にエントリーを忘れるということもある」

「お得度の低下」と「内容物のマンネリ化」についてはどうか。

「近年のスタバの福袋は、値上がりしている割には内容が変わり映えしない。ドリンクチケットの枚数が多少増えてはいるものの、その他のグッズはタンブラーやボトル、マグばかり。1種類1個ならともかく、タンブラーが2種類入っていたり、マグが2種類入っていたりすることもザラです。

 初めてスタバの福袋を買う人だったら喜ぶでしょうが、X(旧ツイッター)に”タンブラー3個もいらない”といった声が上がるのも珍しくありません。しかも明らかにバレンタインのハートやクリスマス柄といった売れ残りのタンブラーやマグが入っており、それも賛否が分かれます」

 なかでも21年の福袋は、まさかの『2020』の文字が入ったダルマのぬいぐるみやタンブラーが入っていたとの報告が続出。

《これじゃ福袋というより在庫処分袋よ…》
《オリンピックで外国人客に売ろうと思ってたやつの在庫処分なのかね》

 など、前年開催予定だった東京五輪での訪日観光客向けに作ったものの、五輪が新型コロナウイルス蔓延の影響で延期になったため、福袋に商品を回したのかという憶測が飛び交ったほどだ。

「そもそも福袋という商品の性格上、売れ残り商品や“使わない、いらないものが入っている”のはある意味当たり前でした。ですが、今や個別商品の想定販売価格を合計した金額よりも福袋が”お得”だとわかっていても、使わないものは持て余すだけ、という価値観の人も多いんです」(前出のグルメライター)