■「家にタンブラー一生分くらいある」という声も
スタバファン歴15年の女性(30代)は、「福袋の対象がスタバマニアから一般受け狙いになり、内容物も変わっていった」と、その印象を語る。
「昔は、スタバオリジナルのトランプやチョロQのようなコーヒーと全く関係ないものの、スタバマニアにしてみたら”可愛い、欲しい”と思えるものや、キャニスター(ふたつき保存容器)、ミルクピッチャーなど店舗販売のないコーヒー周辺グッズもよく入っていたんです。
それが、いつからかそうしたグッズが激減。ロゴの入ったブランケットやクッション、ノート、レジャーシートなど実用的な生活グッズなどが入っていることはありますが、そこに遊び心はない。かといってそれらの使い勝手がいいかと聞かれると……。
タンブラーやマグも、オークションやフリマサイトに出せば速攻売れたものでしたが、今は年末になってもその年の福袋のタンブラーが(フリマサイトに)まだまだ売れ残っている。いらない人は多いんだな……と思ってしまいます」
Xには、これまでにスタバの福袋購入を見送ったことがある人たちから、
《今年はタリーズもスタバも福袋はもういいかなという感じ。家にタンブラー一生分くらいあるし》
《毎年毎年タンブラーやマグカップはいらない 純粋にコーヒー豆チケットやドリンクチケットだけの福袋つくって欲しい》
という声も。
それだけスタバのタンブラーやマグカップが人々の生活に浸透してきたという証拠なのかもしれない。とはいえ、まだまだ注目度は高いスタバの福袋。果たして、24年版は当たりか、ハズレか。