11月13日、今年の大晦日の『NHK紅白歌合戦』の出場者が発表された。そこには旧ジャニーズ(現『SMILE-UP.』)グループの名前はなし。44年ぶりに旧ジャニーズ勢が1組も出場しないことになったことで、ファンの間にはいまだ強い衝撃が走っている。

「事務所創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題で、NHKは『紅白』に限らず所属タレントの新規起用を見合わせる旨が発表されていましたが、話題性、視聴率の点から、結局のところ大人気のSnow ManやKing&Princeなど1~2組は出場すると見られていた。出場グループゼロは、NHKが“脱ジャニーズ”に本気であることが伝わってきますが、実はもう1組、“NHKはこのグループも出場NGなのか”と感じさせる不出場グループがあって……。やはり、NHKの厳格な姿勢が伝わってきますね」(芸能プロ関係者)

 そのグループとは――。

男闘呼組です。1993年に高橋和也さん(54)が事務所から解雇をされたことで、グループは活動休止し、事実上解散していましたが、2022年に奇跡の復活を遂げてから再注目されていましたよね」(前同)

 男闘呼組は高橋の退所後、成田昭次(55)と前田耕陽(55)も退所。唯一事務所に残っていた岡本健一(54)も、2021年11月1日付で契約をエージェント契約に切り替えていた。

 だが、2022年7月16日に『音楽の日』(TBS系)内で、男闘呼組がおよそ29年ぶりに、結成35周年を迎えるにあたって期間限定で復活することがサプライズ発表。その後、今年4月から全国ツアー「THE LAST LIVE」を21都市で開催し、8月25日の日本武道館ライブで再び解散。

 現在はJUN SKY WALKER(S)のベーシスト・寺岡呼人(55)のプロデュースのもと、主要メンバーにドラマーの青山英樹(37)を追加した後身バンド『Rockon Social Club』を結成し、現在に至る。