■“ひろし流コロッケそばのこだわり食べ方”

 今回は『昼メシの流儀』第4巻に収録されている“ひろし流コロッケそばの食べ方”を実践した。

 ひろしは新人時代、会社の先輩に立ち食いそば店に連れられて初めて「コロッケそば」の存在を知ったという。先輩に倣って注文するのはいつも肉そばにコロッケトッピング。かつては週1回通うほどのヘビーユーザーだったと懐かしそうに振り返っている。

 というわけでボリューム満天の肉そばにコロッケトッピングで注文。

 

 コロッケそばの食べ方は人それぞれだが、ひろしの場合はまず最初にコロッケを汁に沈めてしまう。すると、コロッケの脂がジュワッとそばつゆに広がり、一気に照りが増すではないか。

 

 そして一旦、コロッケのことは忘れて、七味をかけた肉そばを普通に楽しむ。うん、豚肉の脂のうま味と立ちそばらしいそば、関東ふうの濃いそばつゆが合う。