■今週中にもツヤは亡くなってしまう……
テレビ誌編集者が話す。
「20日の第36話では六郎に召集令状が届き、六郎は悲しむどころか喜ぶんです。彼は天然で抜けたところがありますが、実はそこに劣等感を抱いていた。しっかりとした男になりたいという思いがあり、兵隊になりたかったんですね。ただ、梅吉とツヤは息子が戦争に行くという深刻さに悲しみに暮れていた。
さらに21日の第37話ではツヤが不治の病だと明かされる。連日、悲しいシーンだらけなんです。ただ、今後は今まで以上に悲しい展開となっていくんですよね……」
※以下、『ブギウギ』のネタバレを含みます。
六郎は兵隊になることを喜んでいたものの、東京にいるスズ子の前で「ワイ……死にとうないわ」とつぶやく場面があるという。
「スズ子は東京で歌手として台頭していきますが、そんな彼女のもとに《ハハ キトク》という電報が届きます。しかし、気丈にも舞台をこなし、いつものように本番を終える。千秋楽まで公演をやり遂げると大阪に向かうんです。
弱っているツヤの姿を見てスズ子は号泣してしまうことになるといいます。ツヤの体調は少し回復へと向かうのですが、再び病床に伏し、そして……今週中にもツヤは亡くなってしまうんです」(前同)
短く刈り上げた頭を、お母ちゃんに見てほしい #六ちゃん(黒崎煌代)。
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) November 20, 2023
そんな六ちゃんを笑顔で受け入れる #ツヤさん(水川あさみ)。
ツヤさんの胸中を思うと、、、言葉が見つかりません。。#ブギウギ pic.twitter.com/FwwW5DQtt2
そして、12月に入ると、『ブギウギ』にはさらにつらい展開が待っているという――。
「12月4日からの第10週では、六郎が戦死したという知らせがスズ子のもとに届くんです。彼女は歌の練習をしようとするものの、弟のことが頭に浮かんでしまい、上手く歌うことができなくなるといいます。
子どものときからちょっと抜けていて天然なところがあり、だけど憎めない。スズ子をはじめ、家族や近所の人からも愛されていた六郎が亡くなってしまうというのは本当に悲しいですよね……」(同)