■CM単価が1800万円~2000万円! 意外な番組が超高額

 CM単価が圧倒的に高い年越し・新年番組――前出の制作会社関係者が明かす。

「2008年以降、テレビ朝日が毎年1月1日に放送している『芸能人格付けチェック』です。朝日放送テレビ(ABCテレビ)が制作し、正月および改編期に放送されているこの番組が、実は、CM30秒につき1800万円~2000万円という、とんでもなく超高単価だといいます。テレ朝に莫大なカネをもたらす、極めて重要な番組なんですよ」

『芸能人格付けチェック』は、出演者が「高級物」と「安物」を見分ける問題に挑戦する、ダウンタウン浜田雅功(60)がMCのチェック型クイズバラエティ。歌手のGACKT(50)が常に一流品を見分け続ける名物キャラクターとして君臨していることで知られている。2023年1月1日放送回の時点で、GACKTは個人として未曽有の71連勝を果たしている。

「GACKTさんの連勝記録がどこまで伸びるのか毎回注目されるし、それ以外のゲストも豪華で、浜田さんのツッコミも相変わらず面白い。また、GACKTさんが外さないだけではなく、チーム戦で相方がミスをした際の落胆ぶりも、面白さにつながっていますよね。

 中山優馬さん(29)と当時Kis-My-Ft2北山宏光さん(38)の2人がやらかして、GACKTさんが“怒ってるんじゃないんだよ。悲しいんだよ”と本気で落ち込んだり、よりによって“本業”の音楽問題で外したエアーバンドのゴールデンボンバー鬼龍院翔さん(39)に対して、“ここで間違う? ミュージシャンだぜ?”と、GACKTさんが呆れたシーンは、いまだに語り草ですよね」(前同)