■24年は『翔んで埼玉』効果で視聴率さらにアップか

 GACKTに限らず、鬼龍院があり得ないくらいに問題を外し続けて「また誰もいない部屋(回答者控室)に辿りついてしまった……」と膝から崩れ落ちたり、俳優の高嶋政伸(57)がお笑い芸人顔負けの存在感を発揮した2015年放送回がいまだに“伝説の回”と評されていたりと、名シーンを挙げるとキリがない。

 ゲスト出演者も、これまで西島秀俊(52)、北村匠海(26)、上沼恵美子(68)、和田アキ子(73)、XJAPANYOSHIKIなどなど、豪華なメンバーが登場し、それぞれが大活躍している。

 そんな『格付けチェック』が、日本テレビ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の『絶対に笑ってはいけない』シリーズを放送しなくなった現在の年末年始番組では、民放ナンバー1のCM単価を誇るというのだ。

※画像は映画『翔んで埼玉』の公式X(ツイッター)『@m_tondesaitama』より

「『格付けチェック』は、毎年世帯視聴率20%前後をキープし続けている“お化け番組”ですからね。23年1月1日放送回は、1部(午後5時~)が11.1%、2部(午後6時~)が19.6%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。間違いなく高い数字を取ってくれて、必ずネットニュースなどでも話題になる。だからスポンサーも信頼して、高単価のCMを出してくれるんですよね。

 さらに、今年は11月23日からGACKTさんと二階堂ふみさん(29)がダブル主演を務める映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』も公開されたため、その影響でも視聴者が増えると考えられる。例年以上に視聴率は爆上がりし、テレ朝は大儲けになるかもしれませんね」(前出の制作会社関係者)

 来年の元日放送の『格付けチェック』も圧倒的な強さを見せつけるのだろう。今年は『翔んで埼玉』効果で無双化してしまう!?