■アイドルダンスに大注目が集まっている
一方、平川演じるリタは口数が少なく硬い口調で静かに喋る絶対中立の国王。口元を人前で出すことはほとんどなく、右目も前髪で隠れていて、基本的に無表情のキャラクター。声も、平川の地声に比べてかなり低音で、不愛想なトーンで話す。ぬいぐるみ・もっふんが大好きというギャップ萌え要素もあるが、感情をあらわにする際も“キャパオーバーで奇声を上げて絶叫する”という、クールビューティと残念美人を兼ね備えたキャラである。
ところが、第38話ではそんなリタがどういうわけか「宇蟲王専属アイドルオーディション」に参加。しかも猫耳をつけていたり、「リタ・カニスカです。よろしくお願いいたします♪」と、いかにもアイドルらしい自己紹介とポーズを披露し、ダンスも披露する姿が次回予告に映っていたのだ――。
👑次回予告👑#王様戦隊キングオージャー
— 王様戦隊キングオージャー【東映公式】 (@King47_toei) November 19, 2023
第38話「不動のアイドルデビュー」
ゴーマ支配下のゴッカンで宇蟲王専属アイドルオーディションが開かれる。
あの不動の王リタがアイドルを目指し、激動のオーディションに臨む!
次回は衝撃のリタアイドル回!必見です!
【予告】https://t.co/s9ul53SBXY pic.twitter.com/j2dkRZPtVe
『戦隊』で女性戦士が妙に気合いの入ったコスプレをしたり、1日アイドルになったりするサービス回があるのはお約束の展開だが、
《ぶっ飛んでます。めっちゃ頑張りました。全身バキバキでした。絶対観てください》(平川のX)
《ある種禁じ手とも言えるリタのアイドル回は、リタの最高到達点となっています。(中略)美術、衣装、メイク、ダンス、音楽…etc
普段の撮影隊各部スタッフの皆様はもちろんの事、多くのエキスパートの努力の結晶が38話に注ぎ込まれています。
アイドル回をここまで大きな規模で実現するのは、戦隊史上間違いなく初めての事でしょう》(東映公式ブログ)
と、公式のメッセ―ジからも、非常に気合いの入った回であることがうかがえる。
平川は6月19日、『キングオージャー』の公式TikTokでYOASOBIの「アイドル」の「踊ってみた動画」を披露したことがあったが、これを思い出したファンが《伏線だったのかも》と盛り上がっていることもあり、放送前から非常に大バズリしているのだ。