「先が読めないスリリングな展開に、ヒリヒリ・ゾクゾクして頂ける作品だと思います」

 櫻井翔(41)がキャスト解禁時にそうコメントしていたのは、2月4日に第4話を放送する主演ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)のこと。本作は、櫻井演じる休職中の刑事が、武装集団による総合病院の占拠に巻き込まれて――という、ノンストップ籠城サスペンス作品である。

「『大病院占拠』ですが、視聴率では各局の1月クールドラマと比べて、トップクラスの好成績を誇っているんです。

 現在、テレビ各局は世帯視聴率ではなく、“CMスポンサー企業の商品購買力”に優れている13歳~49歳層の“コア視聴率”を重視しています。『大病院占拠』は、コア視聴率の成績が、今期の全ドラマの中でトップなんです」(制作会社関係者)

『大病院占拠』の第3話(28日放送)視聴率は世帯7.4%ながら、コア視聴者は4.5%を記録(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。1月4週(23日から29日)放送のドラマではトップのコア視聴率だったという。

 すべてのドラマの中でナンバーワンの数字を残しているとなれば、櫻井やスタッフ陣も鼻高々かと思いきや、実際は、喜ぶべきか悲しむべきか判断に困る状況になっているようだ。