■「ツッコミどころ満載のネタドラマ」としてSNSで大バズリ
「『大病院占拠』のコア視聴率が高くなっている最大の要因は、シナリオや役者陣の演技以外のところにあると見られています。
そしてそれは、“演出やCGがツッコミどころだらけで雑なのがB級映画みたいで笑える”という、制作サイドからしたら非常に不本意な理由なんですよね。
2022年前期に放送されたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』が、あまりにいい加減な時代考証やご都合主義の脚本のために放送後にSNS上でツッコミの嵐が起き、結果的にツイッターの“#ちむどんどん反省会”が大流行しましたよね。“#反省会”というタグこそ流行っていませんが、『大病院占拠』でも近い現象が起きています」(女性誌編集者)
第1話(14日放送)の「爆風で吹き飛ばされて壁に叩きつけられる主人公・武蔵(櫻井)」の時点で《CG過ぎる》という視聴者の声はあったが、SNSでの人気を決定づけたのは第2話(21日)でのCGと演出の数々だった。
「“爆破前と爆破後で救急車が車種ごと変わっている”とか“ドローンや爆発のCGが雑”というツッコミポイントはありましたが、特にSNSで拡散されてツッコミの嵐となってしまったのは、櫻井さんが比嘉愛未さん(36)演じる妻を助けるシーンでの、“どう見ても間に合っていない救出劇”です」(前同)