年の瀬に行なわれる『NHK紅白歌合戦』にも出場する11人組の男性アイドルグループJO1や、2021年にリリースしたデビューシングル『A』が発売初週に50万枚を突破したグローバルボーイズグループのINI。
綺羅星のような輝きを放つグループを次々と輩出するのは、韓国で人気のオーディション番組『PRODUCE 101』(通称『プデュ』)の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』(通称『日プ』)だ。
10月から動画配信サービス『Lemino』にて配信されているのは、シーズン3となる『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(通称『日プ女子』、毎週木曜21時~)。
「同番組の人気ぶりは本当にすごいですよ。番組が配信されるたびに“#PRODUCE101JPTHEGIRLS”がX(ツイッター)トレンド入り。番組の感想や、その週の放送回で一番目立ったメンバーを”かわいい””カッコよすぎる”と褒めるコメントが相次ぐんです。
番組公式YouTubeへの注目も高く、メンバーのパフォーマンス動画は100万回再生超えを記録するのも珍しくありません」(女性誌ライター)
最終回が放送される12月16日を前に、残る放送回はあと4回。メンバー選考も佳境に入り、ますます盛り上がりを見せている。そんな『日プ女子』とは、101人の練習生のなかから国民投票により11人が最終選出され、グローバルに活躍する音楽グループを結成するというもの。
「韓国版『プデュ』では、これまでにI.O.I、Wanna One、X1といったグループが誕生。また、18年に韓国で行なわれた『プデュ』シーズン3にあたる『PRODUCE 48』では、AKB48グループからも39人が参加しました。最終メンバー12人の中にはAKBから宮脇咲良(25)、矢吹奈子(22)、本田仁美(22)が選出された。この3人を含むメンバーで結成されたのがIZ*ONE(読み:アイズワン)です」(前同)
一方の『日プ』では、今年2年連続で紅白出場を決めたJO1を筆頭に、同番組に参加した練習生からOWV(読み:オウブ)、ORβITというグループも結成されている。シーズン2からはINI(読み:アイエヌアイ)と、元練習生からなるOCTPATHが誕生。
「オーディションを主催するのは、吉本興業と韓国のエンターテインメント企業CJ ENMの合弁会社であるLAPONEエンタテインメントです。CJ ENMは本家『プデュ』を放送する韓国の音楽専門チャンネル「Mnet」を運営しており、『日プ』についても本家『プデュ』と同様のスタイルでオーディションを行なっています」(同)
『PRODUCE 101』シリーズの基本的な審査方法は、まず練習生たちが数人ずつのユニットを組み、パフォーマンスを披露するバトルを数回にわたって開催。その都度トレーナーたちが評価するとともに、“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者による国民投票が行なわれる。結果は毎回ランキング発表され、最終的に残った練習生たちがグループとしてデビューする道筋だ。